ゲーム配信をする身としてはマイクにこだわらなきゃいけないということで今回はこれを買ってみました▼
audio-technicaのコンデンサーマイクロホン「AT2020」
当初はSHUREのSM58を使用していたのですが、次のようなことに気づきました。
音響の現場コンサートとかライブではお客さん(リスナー)は会場に脚を運んでくれて、決まったマイクや楽器から入ってくる音を一度、音響さんが集めて調整して決められたスピーカーで出してる音を聴いています。
ですが配信者がリスナーに届ける音っていうのは、そもそもリスナーがどんな環境で聞いてるかわかりません。スピーカーかもしれないしイヤホン、ヘッドホンかもしれない。
そうなると配信者側から送る音っていうのは限りなくクセのないフラットな音が必要です
なので配信者はマイクやオーディオインターフェイスにこだわる。
ということで、このマイク購入してみました。
ネットで調べてもそこそこ評判よくて、まずはと思い選んでみました。
このマイクaudio-technica ATシリーズのエントリーモデル。
同じATシリーズののラインアップには
AT2035
- 専用ショックマウント
- ローカットフィルタースイッチ
- -10dBパッド
- 単一指向性
AT2050
- 専用ショックマウント
- ローカットフィルタースイッチ
- -10dBパッド
- 指向性切替(無指向、単一、双指向へ)
それで今回は定番マイクのSM58との音質比較で検証しつつレビューします。
特徴
- 高耐入力設計と広いダイナミックレンジ
- 専用ダイヤフラムによる幅広い周波数特性と過度応答
- 専用スタンドマイク付属
内容物
- 本体
- キャリングポーチ
- マイクホルダー
本体
黒に統一された筐体。
単一指向性の表記が▲
BACKとマイクの向きも表示▲
音声の入力はロゴのある面から▲
接続はXLR接続▼
キャノン端子。
マイクの根元には専用ホルダーとの接続のためのネジが切ってあります▲
他には特にボタンなどの機能はなくマイク然としています。
キャリングポーチ
質感はものすごく高い。
厚みがあり、マイクを守ってくれそうです。
SHUREなども似たようなポーチは付属してきますが、厚みや素材など圧倒的にこちらが上。
マイクホルダー
恐らく真鍮製。
一部プラスチックのように思います。
結構な重量感。
マイクの根元と直接ネジ止めする仕様。
装着
ホルダーへ取付けた感じは▼
装着も簡単。
向きも自由自在に変えられ、可動部分もきっちり止まり緩んだり、勝手にお辞儀するようなこともありません。
音質比較
スマホのマイク、そして定番マイクSHURE SM58と音質比較します。
実際の音は動画でどうぞ▼
感想
スマホは比較用として用意したので、こんなものと言った感じですが、SM58とAT2020はダイナミックとコンデンサの違いがハッキリ出ているように思います。
SM58は特性が狭い代わりに聴きやすい音なのですが近接効果による低音のブーストが少し気になりまます。
AT2020は特性が広いの音を繊細に拾ってくれます。
低音もまろやか。
聞いてる方からすると聞きやすいのはAT2020だと思います。
気になったのは高性能だけに環境音も多く拾っているところ。
なので、VCとかやるならもしかするとSM58の方が向いてるかもしれません。
まとめ
今回はaudio-technicaのコンデンサーマイクロホン「AT2020」をレビューしました。
感想をまとめると音質はかなり良いです。
聞く相手を疲れさせないナチュラルな音で拾ってくれます。
配信とかで良い音をリスナーに届けたいなら確実にAT2020が良さそうです。
ただデメリットとしては接続にオーディオインターフェイスが必要なこと。
PS4なんかの家庭用ゲーム機で使うならAT20シリーズのUSB接続モデル「AT2020USB」などを選ぶと良いかもしれません。
本格的に配信とかするんだったらオーディオインターフェイスと併せてコンデンサマイク使うのが最良でしょう。
特にこのAT2020は価格も1万ちょっとぐらいだし音もビックリするくらい。しゃべり向きの良い音だったので結構おすすめできると思います。
コメント
動画を拝見しました。
AT2020とSM58、スマホの音声の比較を聴いてみたのですが、
スマホのマイクは論外で、音質が良いのは明らかにSM58のほうが上だと感じました。
AT2020は明瞭ですが、イコライザーなしだと聞いていて疲れる音質のような気がします。
そこそこ値段のするマイクだと思いますが、安っぽい音ですね。