今回紹介するのは▼
モンゴリアンスタイルを可能にする「マウサーパッド」
CS機からPCゲームへ移行する際に悩むのがキーボード/マウスの操作。
特に左手の操作。
その悩みを解決し「モンゴリアンスタイル」を実現してくれる「左手デバイス」です。
左手デバイスと言えばAzeronやRazer Tartarus Proをご存じの方も多いと思います。
キーボード&マウスの操作に不安がある方は多ボタンマウスもおすすめです。
詳細は脱パッド(PAD)の為の多ボタンゲーミングマウスをご覧ください。
モンゴリアンスタイルとは?
通常ゲームをする際にCS機ならコントローラー(パッド)を両手で持ってプレイします。
PCゲームなら片手にキーボード、片手にマウスと言うのが従来のスタイルだと思います。
モンゴリアンスタイルは、その中間。
片手にパッド、片手にマウスを持ってプレイするスタイルのこと。
モンゴリアンスタイルのメリット/デメリット
ただ一概にパッドとキーボード/マウスの間をとれるというわけでもなくデメリットも存在します。
メリットも含めると
従来パッドを使用した場合は右手にアクションボタンが集約されますが、キーボード/マウスを使用する場合はキーボード側にアクションボタンが集約されてしまいます。
その関係でマウスが多ボタンでもない限り、どうしてもボタンが足りなくなってしまいます。
それを解決してくれそうなのが今回、紹介する左手デバイス「マウサーパッド」です。
特徴
- 据置式の新感覚ゲーミングコントローラー
- ドライバインストール不要
- オートダッシュ機能付き(ON/OFF可)
- サムスティックには高品質なALPS社製を採用
USBケーブルでPCとつなぐと標準キーボードと認識されるとのことでドライバーのインストールが不要なところは〇
オートダッシュはON/OFF可能なので使うソフトによって切り替える感じですかね。
内容物
- マウサーパッド本体
- USBケーブル
- 取扱説明書
本体
エルゴチックな見た目ですが、この開発元である株式会社ラピンクさんのTwitterを拝見したところ、そうではなく試行錯誤して、この形状にたどり着いたようです。
握ると▼な感じ。
かなりしっくりきます。
私の手の大きさなら握り心地に不満はないです。
正面に搭載されたアナログスティックの周りに9個のボタンが配置。
アナログスティックの押し込みにも「C」が割当られています。
取扱説明書によるとボタンの内容は記載されているもの固定で変更不可とのこと。
ゲーム内でアサインを変える必要があるみたいですね。
背面にはトリガー風のボタンが3個。
それぞれ上からG、Space、左Ctrl となっています。
このボタンも割当変更不可。
正面下のネジを外すと基盤にアクセスできます。
基盤のダイヤルを回すことでアナログスティックの調整やオートダッシュのON/OFFをします。
左の2つがアナログスティックの調整。
どの方向に倒した時にどのキーが入力されるか補正する感じ。
左のダイヤルでW-S軸、右のダイヤルでA-D軸が調整されます。
右に離れてあるダイヤルでオートダッシュのON/OFF
ちょっとわかりづらいですが初期設定ではOFFになっていて右に90度回すとONになるよう。
ちょっと気になったのが振るとボタンがカチャカチャ鳴ります。
接続はmicro-USB
Amazonのレビューにも結構書かれてましたが、Type-Cだとより良かったかなと思います。
接続
それではPCに接続してみます。
特徴にもあったように接続するだけで認識し使えるようになりました。
プレイ感想
実際にプレイした感想です。
アナログスティックは良い感じ。
斜めを意識的に押すことは少ないし、W-S軸、A-D軸で調整も可能なので違和感はかなり少ないです。
アナログスティックの直感的な操作は再現されているように思います。
ボタン配置的には背面のトリガー風は前述したカチャカチャ音も気にならずプレイできました。
押し心地が若干「ボクッ」という感じは気になりますが遅延もなさそうです。
正面のボタンはアナログスティックの近くと上側にあるボタンは直観的に押しやすく違和感もないですが下側のボタンは距離も遠く押しにくいので使用しない方向になりそう。
次はオートダッシュですが、ダッシュを切替にしていると、ダッシュのたびにアナログスティックの上(W)を入力しないといけないので押してる間常時ダッシュにするようゲーム内での設定が必須です。
まとめ
今回はラピンクさんの左手デバイス「マウサーパッド」を紹介しました。
感想としてまとめると
思ったよりもしっかりした造りになっていて耐久性はありそうだなと感じました。
接続のmicroUSBも頻繁に抜き差ししなければ特に問題なさそうです。
ただ、やはりボタンのキーアサイン変更はできるようにしてほしいです。
ゲームによっては使いづらい物も出てくるでしょうし…
あとESCキーが欲しかったです。
メニューから抜けるなど意外と頻繁に使うESC。
いちいち手を放して押すのは面倒。
でも個人的には見た目も相まって男心をくすぐられるような魅力的なデバイスです。
背もたれに寄りかかってゆっくりプレイすることができました。
CS機でプレイしていた歴が長かったので割とすんなり触れました。
エイムも心なしか安定するような気も…
モンゴリアンスタイルに興味のある方は割安なほうだと思うのでトライしてみてもよいかも。
キーボード&マウスに慣れない場合、左手デバイスと合わせて多ボタンマウスを使うのもおすすめです▼
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