今回レビューするのは▼
ドイツのゲーミングデバイスメーカーROCCATのゲーミングイヤホン
ROCCATのゲーミングイヤホンとしてはSCOREとAlumaを過去にレビューしていますが、実はこの2つよりも先に発売されていたゲーミングイヤホンが、この「SYVA」
発売は2014年。
存在は知っていたのですが、ずっと在庫がなかったのであきらめていました。
ところが先日いきなりAmazonに在庫が戻ったので購入してみました。
特徴
とにかく安いに尽きるかも。
ゲーミングデバイスメーカーの品としては破格。
他にも10mmドライバー意外と大きめだったり、軽量18gというのが強調されています。
公式サイトには音楽リスナーまで使える的なことも書かれているので音質には期待できるかもしれません。
スペック
Roccat「SYVA」 | |
接続 | 3.5mm ジャックプラグ |
周波数応答 | 20~20,000Hz |
感度 | 96dB / 1mW |
インピーダンス/最大入力 | 32Ω / 10mW |
ドライバー | 10mm |
マイク指向性 | 無指向性 |
内容物
- 本体
- イヤーピース
- 注意書
本体
筐体はサイバーチックなデザイン。
ドライバーは10mm。
ケーブルの全長は1.2m
きしめん状のフラットケーブルを採用。
LRの表記も見えやすい場所に。
L側の中腹に1ボタン式のコントローラーを搭載。
ボタンでは通話の応答/終了、メディアコントロールが可能。
ボタンでマイクミュートもできますが押してる間のみミュートされる仕様。
接続は4極の3.5mmステレオミニプラグ。
イヤーピース
イヤーピースは既に装着されているイヤーピースを合わせ4種付属していますが、既装着とMサイズ相当のイヤーピースは同一サイズのようなので、サイズ的にはS/M/Lの3サイズとなっているようです。
装着
遮音性は高い。何かしら鳴っていると外音は気にならないかも。
圧迫感は若干気になるところ。
抜けが良くないので塞がれている閉そく感がきつめです。
重量的には軽量を謳っているだけあって負担は軽め。
実際の見た目は動画内に▼
(装着のシーンから再生されます)
マイク音質
音質的には及第点。
フラットな音質には感じます。
環境音を拾い過ぎてる感はあるのでキーやマウスの音は拾ってしまいそう。
ホワイトノイズも大きめなので少し気になるところ。
実際の音声は動画をどうぞ▼
(マイク音質検証のシーンから再生されます)
スピーカー音質
中華的ドンシャリに近い音。
低音がかなり鳴ってるけど締まりがないので少し邪魔に感じます。
その分足音はボコッと耳に入ってく来ます。
ドコドコなってるのがはっきりつかめるので足音の捉えはバッチリ!
高音は空気感までなってるかのようなシャリシャリ音なので若干耳に刺さり気味。
定位は感覚的な方向はつかめなくはないけど少しずれてる印象。
高低差や距離的なものは苦手と言うか、ほぼ考えられてないのか非常にわかりにくい。
リスニングでは低音の締まりのなさが上手く目立たないようになっているのですが、やはり出すぎな印象は否めず他の音をかき消しがち。
高音は、その低音に中和される感じで程良く聴こえるのでゲームの効果音よりは刺さらないと思います。
まとめ
総合的な感想をまとめると、着け心地もまぁまぁだし、音的には低音の強さが好みには寄るかもしれませんが悪いというほどではない。
ゲーミングイヤホンと考えると足音の把握はピカイチ!
だがしかし、定位が良いとは言えないので迷うところではあります。
ゲーミングでも音ゲーといったジャンルだとノリノリで聞きながらプレイできそうな感じです。
アンビエント感も大きいのでRPGなんかの雰囲気があるゲームならピッタリかもですね。
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