レビュー:Wintory「XIBERIA MG-1」あ…怪しい…でも

REVIEW

今回は少し趣向を変えて、中国製のお手頃価格というか本当に安価、しかもAmazonでPCヘッドセットランキング6位に入っているゲーミングイヤホンをご紹介したいと思います。それが▼

Wintory「XIBERIA MG-1」

届いた瞬間とてつもなくやばい雰囲気の流れる、この製品となっています。

目立って見えるのは独特なフォントの「XIBERIA」
モデル名の「MG-1」これはAmazonの表記と同一ですね。

そしてWintoryの記載があるのが中国語や英語で記載してある説明を覆い隠すようなシール▼

これには不具合があった場合の連絡先が記してあります。
それと商品管理用でしょうかバーコードが印字されたシールも張り付けてあります。
怪しさ倍増です。

シールをはがしてみると▼のようにやはり仕様の説明が記載してあります。

Amazonの製品ページを見てみると、商品のタイトルにWintory MG-1との記載がありますが、箱の目立つところのWintoryの記載がまずありません。

レビューには「North Crown」がどうだのこうだのと書いてあり、商品説明やタイトルにも一切「North Crown」の記載はないのにどっから出てきたんでしょうか?同じ系列なのかな?もしかして私が知らないだけでしょうか…
ここにも、また闇を感じます。

サクラチェッカーという、レビューの自作自演を推測するサイトがあるのですが、そのサイトで調べてみると、案の定▼のような結果に…

さて、前置きが長くなりましたが、その実力は如何にということでレビューしていきたいと思います。

開封

まずは内容物を見ていきます。

内容物

  • イヤホン本体
  • ブームマイク
  • 専用収納ケース
  • 取扱説明書(日本語対応)
  • 予備用イヤーピース
  • Y型延長用ケーブル

本体

ドライバーは10mmでAmazonの製品ページによると「3Dサラウンドサウンド」で目の前にいるようなドキドキ感を提供してくれるとのこと。

ケーブルの長さは1.2m
マイクは着脱可能なブームマイクとインラインマイク。

ブームマイク

長さは約12cm。ただ気になるのがマイクの指向性が「全指向性」となっており、ゲームの操作音を拾ってしまう可能性があります。
一応のマイク穴が開いているので向きに注意。

マイク音質の検証は後述しています。
ケーブルは丸形。

コントローラー

スライドボリュームと1つのボタンが搭載され、マイクミュート機能はナシ。
ボタンで通話の応答やオーディオプレイヤーのコントロールが可能。

余談ですがゲーミングイヤホンってマイクのミュートボタンが搭載されていないものが結構多いと思います。メーカーさんボイチャにはマイクミュートかなり大事です。絶対付けた方が売れると思うので標準装備させた方がいいと思います。
メーカーさん、よろしくお願いします。

接続は4極3.5mmステレオミニプラグ

収納ケースはセミハードタイプ

三角形で以前レビューした「Roccat Aluma」のものに似ています。
イヤホンを結構ギュッとまとめないと入らないくらいの大きさ。

予備用イヤーピース

1セットのみで、購入時にすでに装着されているものと比べるとイヤーピース部分もスタビライザー部分も若干小さくなっています。

スプリットケーブルタイプの延長ケーブル

長さが1.47mとイヤホン本体よりも長くスプリットケーブルとなっているのでPCでの使用が想定されていると思われ、PC本体が少し離れた場所にあっても使えるようになっています。

装着感

耳をふさぐ感はほとんどなし。
奥の方に押し込む感覚もなく、カナル型の形状はしているものの、ほとんどインイヤー型の付け心地。

スピーカー音質

中国製とはいえビックリするくらいの良音。
低音も高音もはっきりと出ていて、これぞドンシャリという音。

ドンシャリとは

低音を表す「ドン」と高音を表す「シャリ」が合わさってできた、低音と高音が強調された音のこと。

ドンシャリな音というと好き嫌いが分かれる傾向にありますが、個人的にはゲームには割と向いている音質のように思います。
なので良音としています。

マイク音質

音質は、なかなか良い。
程よく低音も拾ってくれるためイケボな印象に。
ただ個体差だとは思いますが私の購入したものは、度々ひどいノイズが乗りました。
中国製というところで、信頼はまだまだ有名メーカーのものと比べると低いのかなと思います。

ノイズも含め動画でマイクの音質検証しています▼

まとめ

Wintory「MG-1」をレビューしましたが、マイクにノイズが乗るなど残念なことになり中国製の質の信頼性の低さを露呈する形となってしまいました。
ただ、それさえなければマイク、スピーカーともに合格点以上ともいえる内容だったと思います。

ですがやはり購入に至っては、賭けになってしまうところがありますので止めておいた方が無難な気もします。
余裕がある方は一発賭けて買ってみるのもまた一興かもしれませんね。

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