今回紹介するのは▼
Tz Audioのコンデンサーマイク「Stellar X2」
今回は商品提供を頂きレビューしていきます。
TzAudio(Tech Zone Audio)というメーカーですが私を含め日本ではなじみのないメーカーですが、カリフォルニアを拠点とするメーカーでアメリカでは認知度も高く米Amazonでは高い人気を得ているようです。
メーカー公式サイトも拝見しました▼
>>Tz Audio Products
デモ動画やSoundcloudにデモ音源なども配置されているので是非。
ただ個人的な感想ですがサイトのクオリティ、製品の数など人気のメーカーとは思えないかなとも感じました。
しかし音が良ければ良し!と言うことでレビューしていきます。
仕様/スペック
カプセルタイプ | K67スタイル |
周波数帯域 | 20Hz – 20kHz |
指向性 | 単一指向性 |
感度 | -31dB (0dB = 1V/Pa at 1kHz) |
インピーダンス | 140 Ω |
電源 | ファンタム電源 48v |
サイズ | 高さ:6インチ(15.24㎝) 直径:1.725インチ(4.3815㎝) |
重量 | 346g |
周波数特性/指向性
開封
専用ケースに入って届きました▼
内容物は
- マイク本体
- ショックマウント
- 風防
- マイクポーチ
- 取扱説明書類
本体
サイズは高さ:15.24㎝ 直径:4.3815㎝
メタリックな外装そして焼き付け塗装は耐久性もかなりありそう。
指向性は単一指向性
他にボタンやスイッチはなく、指向性の切替などはナシ。
接続はXLR
ショックマウント
専用と言うよりも汎用品ぽい感じ。
張り出したればーを握ると固定部分が開き、そこにマイクを挿しこんで装着するタイプ。
ネジ径は汎用タイプの3/8インチ
装着すると▼
風防
吹かれや風の音を防ぐ風防。
マイクに被せて使います。見た目がチープになりそうw
被せると▼
マイクポーチ
これはダイナミックマイクなどに付属していそうなポーチ。
合皮っぽい素材でこれで持ち運びするには心許ない感じ。
取扱説明書
日本語表記はありませんが、英語もシンプルですしマイク自体もシンプルなので使用に困ることはないと思います。
音質
今回は日ごろから使用しているAudio-Technica「AT2020」と比較します。
使用するオーディオインターフェイスはEdirolの「UA-25」
実際の音質は動画をどうぞ▼
音質には正直びっくりしました。
当サイトにレビューのご依頼があり、その時点のマイクの価格を鑑みてもどちらかと言うと中華製マイクの明らかなボッタくりだろう、だからこき下ろしてやろうと思っていました。
ですが聴いてみてどうでしょう!
繊細さと言い深みと言いコンデンサのそれ!という音になっています。
バランスで言うと低音が豊かに持ち上がっている印象で中音域も高音域もきれいに拾ってくれます。
マイクから多少距離が離れても、その印象は変わらず、原音に忠実な再現力があります。
まとめ
今回はTz Audioのコンデンサーマイク「Stellar X2」を紹介しました。
感想をまとめると
価格帯以上の良質なマイクでした。
低音域が豊かで、バランスもバッチリ。
配信、ポッドキャストから歌ってみた、弾いてみたなどの音楽、楽器の録音にも十分耐える品質でした。
ただ敢えてを言わせてもらうと、この価格帯なら他のマイクも選択肢に入ってきます。
このマイクでも十分なクオリティを備えていますが、用途によっては他の選択肢が有利になることもあるのかなと思います。
でもこのマイクのコスパが良いのは間違いないでしょう。
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