今回は「astro」から発売されたゲーミングイヤホン「A03」をレビューします。
このゲーミングイヤホン海外では昨年から販売されていますが、先日ようやく国内向けにも販売が開始されました。
対応プラットフォームは
- PC
- スマホ/タブレット
- Xbox
- PlayStation
- Switch
と記載されていますが、接続が4極3.5mmステレオミニプラグ CTIA規格と明記してあるので対応しているデバイス、プラットフォームなら使用可能と思います。
astroと言うとゲーミングDAC「MixAmp Pro TR」が有名です。
今回は、その「MixAmp Pro TR」での運用も試しつつレビューしていこうと思います。
特徴
- デュアルドライバー搭載
- コントローラー/マイク搭載
- 絡まりにくいケーブル
仕様
astro A03 | |
ドライバー直径 | 5.8mm / 9.2mm |
インピーダンス | 16Ω +/-15% |
周波数特性 | 20Hz – 20KHz |
マイク感度 | ± 3 dB@1KHz |
接続 | 3.5mm |
ケーブル長 | 1.2 m |
内容物
- 本体
- イヤーピース
- キャリーポーチ
- ステッカー
- 保証書/注意書
本体
今回購入したカラーはホワイト/パープル
カラーバリエーションはもう1つブルー/レッドがあります。
ケーブルの全長は1.2mと標準的な長さ。
絡まりにくいフラットケーブルが採用。
ハウジングは▼な感じ
筐体はアルミニウム。少し目立つサイズ感。ロゴが際立ちます。
ドライバーはデュアルドライバーを採用。
サイズは5.8mm / 9.2mm
LRの表記はケーブルの根元に▼
パッとわかりやすい場所。
ノズルはハウジングからストレートに出ています。
R側の中腹にインラインコントローラーそしてコントローラーにマイクが内臓してあります▼
コントローラーではメディアプレイヤーのコントロールや通話の応答/完了が可能。
接続は4極3.5mmステレオミニプラグ
イヤーピース
購入時に装着されているイヤーピースをMサイズとしS、M、Lの3サイズが付属。
キャリーポーチ
少しクッション性のあるメッシュ素材。
大きさ的にはイヤホンは十分入るが、その他のものを入れるとパンパンになるかも。
装着
着け心地は全体的に硬い。
短く太いノズルがイヤーピースの柔軟性を感じにくくさせていて痛みを感じます。
ノズルが短いので奥に差し込もうとすると筐体の部分が耳に当たるので、それも痛く感じる一因。
着け心地が良いとは言えない。
イヤーピースは一般的なものより少し大きいのか、通常他のイヤホンでもMサイズがちょうど良いことが多いが、A03のイヤーピースのMサイズは若干大きく感じました。
実際の装着した感じは動画でどうぞ▼
スピーカー音質
ゲーム音声にはマッチしている。
特に足音や銃声に特化した感じはなし。
変な音域が突出していてデュアルドライバーの2つのドライバーの重なる部分がかなり増幅されているので、その編のチューニングが上手くいってない感じ。
定位は悪くなく、音の出先をちゃんと示している感じ。
MixAmp使用時は音場の広がりは感じられるものの、定位がぼやける印象も。
音質にあまり変化はなし。
マイク音質
ホワイトノイズが気になる。
MixAmpに接続するとマシになるが中音域の下の部分とシャリ音が出てるので不自然な声になってる気がする。
低音はそれほど拾わないので聞こえづらいことはない
ボイスチャットなら使えないこともないけど配信では使いづらい。
実際のマイク音声は動画でどうぞ▼
まとめ
今回はastro「A03」をレビューしましたが、これといって特別に良いところが見つけられないイヤホンでした。
恐らく、このイヤホンを入り口としてastro製品をもっと使ってもらいたいという意図で制作されたのではないかなと思います。
しかし見た目だけはかっこ良すぎます。
astroのゲーミングというイメージそのままでカラーリングもオリジナリティがあり、そこら辺のイヤホンと比べても別格と言えるでしょう。
あとは何かしら音として特徴があれば使用するシチュエーションもあるのではないかと思います。
購入は
ASTRO Gaming公式サイト
ロジクール公式ストア楽天市場店
のみの取扱となっています。
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