今回レビューするのは背面ボタンアタッチメント「COOV DS200」▼
背面ボタンアタッチメントというと純正の▼
が発売されていますが、発売当初に数量限定と謳ったため、いわゆる転売屋が群がった上に、その後のコロナ禍もあり常に品薄により価格が高騰しています。
定価が2,980円+税となっていますが現状4,500円程度で推移しています。
わずか千円程度の差ではありますが転売ヤーに屈したくはないということで、中華製の「COOV DS200」を購入してみたのでレビューしようと思います。
特徴
- OLEDスクリーンを搭載
- マッピング可能な背面ボタンを2つ追加
十字キー、△○×□、L1R1、L2R2、L3R3、オプションボタンがマッピング可能 - 連射を設定可能
- ヘッドセットが接続可能な3.5mmステレオミニプラグ
- 無線/有線接続可能
- 3つのプロファイルを保存可能
このように純正同等の機能を備えたうえで連射も設定できる仕様となっています。
内容物
外箱は▼な感じ
中国語での記載があります。
中身が入っているのか心配になるくらい軽い。
内容物は▼
本体
取扱説明書
本体
パッと見で目立つOLEDスクリーン▼
電源を入れると笑っちゃう事実が…(後述)
タッチスクリーンとかではなく設定する場合に点灯し背面のボタンで操作します。
接続端子▼
接続端子は稼働します。この稼働を利用して取り付けますが、頻繁に着脱を繰り返すと破損しそうな脆さを少し感じます。
気になったこの部分▼
コントローラーの背面に触れる部分なので保護のためと思われますがゴムのような素材でホコリがつきやすいようです。
背面は▼
両サイドがボタンになっていて、ここにマッピングする形。
中央の丸いボタンはファンクションキーとなっており設定画面の決定キーなどの役目を果たします。
取扱説明書
片面は日本語表記。
もう片面は英語での表記。
イラスト付きの解説が多いので戸惑うことはないと思います。
装着
旧式の純正コントローラーの(ZCT1J)に装着しています。
前述の端子の可動域を利用して差し込んでいきます。
少しグッと力を入れないと入っていきません。
その分ガチっとハマるのでプレイ中に外れるとかズレてしまうような心配はありません。
装着した感じは▼
上から見ると▼
下から見ると▼
背面ボタンアタッチメントの厚みが感じられます。
コントローラーの厚みから若干はみ出ているためコントローラーを直に机の上などに置くと誤作動してしまうかも。
握り心地
L1R1射撃でもL2R2射撃でも無理なくボタンにアクセスできます。
ちょうど中指の腹で押す感じ。
厚みなど意外と考えて作られているように感じます。
電源オン
電源を入れます。
ですが電源を入れたとこで笑っちゃいました▼
OLEDの表示がセンターから右に結構ズレています…
さすがのクオリティといった感じです。
設定項目
背面真ん中のボタンを押すとメニューが表示されます▼
押し続けるとスクロール。
項目をひとつづつ見ていきます
Mapping(マッピング)
ボタン割り当てモード。
ここで背面ボタンにボタンを割り当てていきます。
Turbo(ターボ)
連射モード。
1秒間に何回連射するか設定できます(1~10回)。
連射は背面ボタンにしか適用されないので注意。
Auto Turbo(オートターボ)
自動連射モード。
先ほどの連射モードと違い、連射間隔を設定できます(0.5~300秒)。
同じく連射は背面ボタンにしか適用されません。
左右の背面ボタンに同時にAuto TurboとTurboを設定すことは不可となっています。
Multi Sets(マルチセット)
プロファイルモード。
ここで選んだプロファイルが背面簿ボタンに反映されます。
Restore Factory(レストア)
初期化モード
工場出荷時の状態にリセットされます。
使用感
実際にプレイしてみると握り心地のところで感じた印象とは少し変わりました。
背面ボタンは中指で操作していたのですが、プレイ中に握り方が変わるのかボタンに関係ない薬指が当たって誤操作をしてしまうことがありました。
アタッチメント自体の厚みとボタンの軽さが影響しているものと思います。
他にもL3R3の押し込み時にグッと握った時に誤って背面ボタンを押してしまうことがありました。
これは多分、慣れの範疇で使っていくうちに矯正されていくのではないかと思います。
全体的なレスポンスは良好。
素直に反応してくれます。
まとめ
使用感と握り心地を総じて考えると、おそらく「慣れ」が必要かなと感じました。
特に私個人は現在プロコンを使っているので純正コントローラーへの慣れというのも少なかったかもしれません。
そう考えると特に不満に感じるようなところもなく(笑ってしまうとこはありますが…)ソニー純正の背面ボタンアタッチメントの定価と同等の価格で手に入るし、エイムしながらジャンプができるといった背面ボタンの恩恵は大きいので、背面ボタンを使いたいときの選択肢に入れてもいいのかなと思います。
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