今回レビューするのは▼
PCの部品や周辺機器のメーカー「MSI」から発売されている「IMMERSE GH10」です。
特徴としては13.5mmの大型ドライバー(発音部分)を搭載。
着脱式マイクを備えています。
それでは早速、開封し内容物を確認します。
内容物
- 本体
- 着脱式マイク
- イヤーピース
- スプリットケーブル
- 取扱説明書
- キャリーポーチ
本体
本体の全長が1.5m
LRの分岐からの左右のケーブル長さが異なっていて、顎下に垂らすのではなく片方(より長いR側)を首後ろに回して装着するような形状。
ケーブルはサラッとしていて丸型
ハウジングがかなり大きく外出時に使用するには目立ちすぎるかも。
しかしドライバーが13.5mmとゲーミングイヤホンとしては大きい部類に入るので音の再現性は良いのではと予想できます。
左耳側に着脱式マイクの挿入部があります▼
そして左耳側の中腹にはマイク内蔵のインラインコントローラーがあります▼
3ボタン式でそれぞれ左右のボタンがボリュームの調整。
中央のボタンがマルチファンクションキーとなっていてオーディオプレイヤーの操作が可能となっています。
接続は4極の3.5mmステレオミニプラグとなっています▼
着脱式マイク
自由自在に湾曲させたり、形状を記憶するようなフレキシブルなタイプではなく、硬めのストレートタイプ。
無指向性。
イヤーピース
既に装着されているイヤーピースがMサイズ、付属のものがSサイズ、Lサイズの計3種。
スプリットケーブル
全長24cmのマイク、スピーカーラインに分岐されたスプリットケーブルが付属。
キャリーポーチ
メッシュ仕立てのファブリック素材のキャリーポーチが付属。
サイズは縦14cm:横8cm
取扱説明書
説明書は多言語仕様。
日本語の記載あり。
装着感
Mサイズで装着。
前述したように右耳側を首の後ろを通して装着します。
遮音性は高く、余計な音が耳に入ってくる感じも抑えられています。
かといって圧迫感はなく、程よく没入感を高めてくれる印象。
着脱式マイクを装着してみると若干、装着した側(L)が重く感じ、下へ引っ張られる感があります。
マイクは顔に沿うように配置され顔面の形状によっては常に頬に触れた状態になることがあるかも。
ハウジングの大きさも目立ち、装着してるのがぱっと見で分かります。
スピーカー音質
低音と高音が強調された、いわゆるゲーミングらしい音です。
ドンシャリというやつです。
しかし低音は深い音まで再現されている反面、高音はちょっと出すぎているようで「チリチリ」とした高音になっています。
定位は方向は良く再現されているものの、距離がつかみづらい印象です。
マイク音質
マイク音質は動画にしているので実際に聞いてくらべてみてください▼
似たような形状の「TurtleBeach BattleBuds」と比較検証しています。
ブームマイクはモコモコした音のように感じます。
低音が出すぎているというよりも、高音が抑えられているため、そのような印象になるのかも。
高音がきつくないのでボイスチャットなどでは疲れない音だと思います。
インラインマイクは残念ですがブームマイク以上にモコモコした音。
形状や口元からの距離など考慮するとやむなしかといったところ。
まとめ
スピーカの音もソコソコ。
マイクの音も及第点ということで、万人にオススメできるゲーミングイヤホンかなと思います。
少し気になるのは高音の「チリチリ感」
高音がとても苦手な方には少し不向きかなと思います。
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