今回は▼をレビュー!
昨今のテレワーク、オンライン会議、オンライン飲み会などで品薄になっているUSBマイク。
その中でも圧倒的コスパを誇る「FIFINE K669B」です。
特徴
- 重厚感のある金属製
- 単一指向性の高集音力
- プラグアンドプレイの簡単接続
- Windows、MAC、PS4、PS3対応
仕様
- モデル:K669B
- 指向特性:単一指向性
- 周波数特性:20HZ-20KHZ
- 正面感度:-34dB±30%(1kHz内)
- 負荷インピーダンス:≧1000Ω
- S/N比:78dB
内容物
- 本体
- マイクホルダー
- 卓上スタンド
- 取扱説明書
本体
コンデンサマイクにしてはコンパクトな筐体。
金属製ということで堅牢な印象。重厚感もあります。
マイク前面にVOLUMEノブがアリボリュームの調整が可能。
ノブを左いっぱいに回すとミュートされます。
単一指向性ということで収音は正面から。
ケーブルはマイクから直接出ていて、抜き差しできないようになっています。
ケーブルの長さは1.8m
十分な長さが確保されています。
背面には特に装飾や機能もなくシンプル。
卓上スタンド
本体と同じく金属製。
開閉可能な三脚タイプ。
三脚部分とマイクホルダー部分に分かれています。
ホルダー部分は汎用の3/8″-5/8″変換ネジを使うことで汎用マイクスタンド、マイクアームに付け替えることも可能。
ただし変換ネジは別売りとなっています。
可変部分は中心部は金属製ですが外側はプラスチックになっていて少々、耐久性が気になるところ。(1年使っていますが現在でも問題なし)
取扱説明書
すべて日本語での表記になっています。
PCで使う際の設定手順なども記載。親切。
組み立て
それでは卓上スタンドにマイクをそ装着してみます。
ホルダーへの装着はマイクの根元のネジ部とリング状のナットでホルダーのリングを挟み込むように装着。
これが少し面倒。
マイクから直接ケーブルが出ているので、ホルダーのリングとリング状のナットにケーブルを端からくぐらせないといけません。
目くじら立てるほど面倒というわけではないのですが、ホルダーの上下、ナットの上下を間違えると何度もケーブルの端から端までくぐらせないといけないので煩わしいです。マイクのスタンドを交換しようという時も同様です。
マイクの根元もコネクタになってるとよかったのに。
音質などはわかりませんが、このK669Bの上位版だとケーブルの脱着もできます▼
あとはネジを締めて三脚を取り付けて完成。
組み立て後は▼
マイク自体に少し重みはあるもののバランスもちゃんととれていて大きく崩れない限り倒れたりということはないと思います。
可変部もギュッと締めこめば、お辞儀するようなこともないくらいガッチリ保持されます。
マイク音質検証
まずはマイクの性能を検証。
2パターン録音します。
- 卓上スタンドに装着
- 口元から30cm離して
- 卓上に設置
というパターンと
- マイクアームにショックマウントで装着
- 口元から10cm離して
実際に動画でお聞きください▼(ゲーム音と共に収録しています。コントローラー操作音も聞いてみてください)
感想としては操作音をものすごく拾ってしまうほど集音力が高いです。
口元から30cmも離れているとそれを顕著に感じてしまします。
ですが口元に近づけた場合だとゲインも落とせるので環境音も気にならないぐらいにはなりました。
次は音質比較
比較対象としてaudio-technicaのXLR接続コンデンサーマイク「AT2020」を用意。
音質を聞き比べます。
実際に動画で聞き比べてみてください▼
音質的に大きな差はありません。
どちらのマイクも幅広い音域を拾ってくれます。ヘッドセットのマイクのように無駄に低音カットなどされていないので聞きやすい音になっています。
強いて言うなら低音の再現性が若干「AT2020」の方が高いかなと思いますが、価格を考えると十分な音質であることは間違いないです。
まとめ
今回は「FIFINE K669B」をレビューしてきました。
総合的な感想をまとめると
USBマイクで、ここまで良い音質のマイクがあるというのに驚きました。
細かいところまで聞くとそれなりに差はあるもののXLR接続のコンデンサマイクと遜色ない音質だと思います。
見た目的にもコンデンサって感じがしてショックマウントなどに取り付けても様になります。
ただ、あえて気になるところを上げるとすればVOLUMEノブの精度がイマイチで10%~30%で急にゲインが上がってしまうし、60%以上はほとんど変化がありません。
あと、前述したケーブルをくぐらせないといけない問題も気になります。
でも個人的にはVOLUMEノブはゲインが揺れたりするわけではないし、ケーブルも据え置きで使うなら問題はないと思います。
それ以上にこの価格で、これほどの音質は他には無いと思います。
最後に価格ですが、このマイク人気のためか、この1年で価格が上昇しています。
稀にAmazonではタイムセールの対応になってることもあるので通知を登録したりしてみるとお安く購入できるかもしれません。
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