今回レビューするのは▼
PCおよびPCパーツ、スマホ、周辺機器などを手掛けるメーカー「ASUS」から発売されているゲーミングイヤホン「ROG CETRA CORE」です。
まずは特徴を見ていきます。
特徴
- 独自の10mmの大型 ASUS Essenceドライバーを搭載
- 多くのプラットフォームに対応した3.5mmコネクタを採用
- インラインコントロールでオーディオプレイヤーのコントロールも可能
と多くのゲーミングイヤホンと共通した仕様となっています。
内容物
- 本体
- イヤーピース
- イヤーフィン
- スプリットケーブル
- キャリーケース
- 説明書
ひとつずつ見ていきます。
本体
全長は1.25mと少し短く感じる長さ。
ハンドヘルドのゲーム機やスマホでの使用が想定されているよう。
ハウジングの大きさも大きすぎず小さすぎずちょうど良い。
質感はプラスチックですがマットな感じに仕上がっていて安物感は少ない。
イヤーフィンは外側(ロゴ側)から取り付けるタイプ▲
ノズルも角度が切ってあり耳への挿入感は良さそう▼
R側の中腹にマイクを内蔵したインラインコントローラーを搭載▼
+-のボタンで音量のコントロール、真ん中のマルチファンクションボタンでオーディオのコントロールが可能。
接続は3.5mmステレオミニプラグとなっています▲
これもハンドヘルド向けと思われるL字のプラグが採用されています。
イヤーピース
イヤーピースは既装着されているものMサイズとし、SサイズとLサイズが付属▲
その他に低反発な素材でフォームチップ(イヤーピース)が1組付属しています▲
装着感などは後述。
イヤーフィン
イヤーフィンも既装着のものをMサイズとし、SサイズとLサイズが付属▲
前述したようにハウジングの外側(ロゴ側)から装着する仕様になっています。
取り外しや装着も難しいことはなくワンタッチ。
スプリットケーブル
全長はプラグ込みで29cm▲
分岐後のスピーカー、マイクのマークが黒色のためパッと見で判断できないのは少し残念。
キャリーケース
質感も高く大きさも十分。
ロゴマークがエンボス加工されており高見えします。
内部にイヤーチップなどを収納できるメッシュポケットもあります。
取扱説明書
冊子の取扱説明書が付属▼
多言語で表記され、日本語での表記ももちろんアリ。
あわせて製品保証の冊子もあります。
装着感
イヤーピース、イヤーフィンともに既装着のMサイズにて装着した印象は、密閉感がかなり強いと感じました。
圧迫感が苦手に感じる人もいるかもしれません。
重さをはっきりとは感じず、フィンの保持感が強く装着に不安感はありません。
次に低反発素材のフォームチップにて装着した印象です。
低反発素材のため圧迫感が減少。逆に遮音性は増したように感じます。
ふわっとした着け心地に。
マイク音質
今回は同価格帯の「ROCCAT Score」「HyperX Cloud Earbuds」と比較検証します。
動画にて直接お聞きください▼
(マイク音質比較検証のシーンから再生されます)
私の感想としては、しっかり出ていて聞き疲れしない印象の音。
ですが、さ行の息が抜ける音が若干気になります。
スピーカー音質(感想)
低音がしっかり再現されている印象です。
深い低音も感じることができます。通常、低音を再現しよう再現しようとするとモアっとした低音に陥りがちですが、豊かな低音が魅力的でした。
かといって低音が主張しすぎることもなく、まんべんなく聞き取ることができます。
しかし、シャリっとした高音が耳に刺さり無駄にゲーミングっぽい、足音にをより聞かせたいようなバランス調整がされているように思います。
定位に関しては方向がつかみづらい印象でした。
FPSなどのジャンルのゲームにはあまり向いていなそうです。
音楽では低音が心地よく、低音を利かすジャンルの音楽には相性バッチリ。
まとめ
マイク、スピーカーともに音質はかなり高音質。
特にスピーカーは豊かな耳障りじゃない低音が魅力的でした。
黒に統一された本体にロゴの赤のアクセントがキマッた”イケメン”っぷりもポイント高いですし、ゲーミングとしては珍しく音楽鑑賞、スマホでのゲームなど常に持ち歩けるようなイヤホンだと思います。
なのでスマホで音楽もゲームもと完結しちゃうような方には、とても向いているゲーミングイヤホンだと思います。
逆にCS機などでがっつりFPSなどのゲームをやる方には定位のつかみづらさなどオススメしにくいイヤホンかなと感じました。
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