今回はコレ▼
Elecomさんから出ている激安ゲーミングイヤホン「HS-GS30EWH」
特徴は何といってもその価格。
現在のAMAZONの価格で¥1,373
これは認知度の高いメーカーの中では恐らく最安なんじゃないかと思います。
仕様を見てみると
対応機種 | スマートフォン、タブレット、Windowsパソコン、PlayStation4、Nintendo Switch |
ケーブル長 | 約1.2m |
重量 | 12g |
装着方式 | カナル型 |
ドライバー径 | 10mm |
インピーダンス | 32Ω |
周波数帯域 | 20~20,000Hz |
マイク指向性 | 無指向性 |
マイク入力感度 | -42dB±3dB |
マイク周波数帯域 | 100~10,000Hz |
対応機種がPS4と現行機種までになってるけど恐らく次世代機でも使用可能。
スペック的にも特に強みは無さそうですが…
個人的に気になったのは大きめのウィンドスクリーンに脱着可能な12cmもあるブームマイク。
外箱や公式サイトにもゲームしながらの通話に最適!と書かれているので期待大かもしれません。
開封
内容物は
- イヤホン本体
- ブームマイク
- 3Dイヤーアーム(スタビライザー)
- イヤーピース
- ウインドスクリーン
- 簡易マニュアル
イヤホン本体
筐体は割と大きめ。
着脱式マイクが付属するゲーミングイヤホンにありがちなハウジングが2重構造になっているタイプ。
ドライバーは10mmのダイナミックドライバー。
外側には特徴的なデザインになっています。
ブームマイクは左耳側に接続。
3Dイヤーアームと言われるスタビライザーを▼に装着します。
そしてLRの分岐部分にインラインコントローラーが搭載。
マイクのミュートスイッチ、ボリュームの調整スライダーが採用されています。
他にボタンはなくメディアのコントロールや通話への応答などはできないようです。
ケーブル長は1.2m
接続はCTIA規格の3.5mmステレオミニプラグとなっています。
ステレオミニプラグの規格については過去に動画にしているのでどうぞ。
ブームマイク
130mmの長さがあるブームマイク。
アームはフレキシブルに動くタイプ。
接続が通常ミニプラグであることが多いのですが▼のMMCX端子が採用されています。
マイクはウインドスクリーンを装着していない状態が▼
無指向性なのでより口元に近づけた方が良さそう。
ウインドスクリーンは口元に近づけた時にマイクに当たる息などの風音を軽減してくれます。
イヤーピース/スタビライザー
両方ともに購入時すでに装着してあるものをMとしてS、M、Lの3サイズが付属。
装着
実際の装着は動画で▼
感想としてはフィット感は◎
閉そく感も少な目。
しかし遮音性は比較的高く、何かしら音が鳴っていたり自身がしゃべっていると外音は気にならないくらいにあります。
マイクもだいぶ口に寄るので収音効率も良さそうです。
マイク音質
PS5のコントローラーに直挿しした状態で使用した音声を録音。
それを聞いていただきます。
マイクスペック | マイク方式 | 指向性 | 入力感度 | インピーダンス | 周波数帯域 |
エレクトレットコンデンサー方式 | 無指向性 | -42dB±3dB | 2.2kΩ | 100~10,000Hz |
動画は▼
感想としては割と良いです。
良いというと語弊があるかもしれませんが今までのイヤホンマイクに比べると格段に良いように思います。
フラットではないのですがエレコムさんが言ってるように通話に適した明瞭度の高い音質となっているのではないかなと思います。
通話中心に使うのであれば何ら問題の無い音となっています。
スピーカー音質
まず飛び込んでくるのが強めの低音。
深くはないが太めの低音が少し出すぎています。
高音は音量的にはそれほど出ていないけどはっきり聞こえる。
コモリがちな音と言って良いかもしれません。
足音や銃声の聞こえは良いと言えるでしょう。
定位も割と良く前後左右の方向は流れるような定位を把握できます。
ただ高低差や距離には弱いようでほとんど感じることはできませんでした。
2次元的な定位って感じです。
リスニングではより強く低音と高音の強調は感じます。
それらに中音域が埋もれている印象。
低音につられて少し間延びしたようなだらっとしたような音です。
リスニングには向かないのではないでしょうか。
まとめ
マイクは力を入れているのか劇的とまではいきませんが今までのゲーミングイヤホンと比べると良くなっている印象です。
聴く音は足音や銃声を強調しようとするとどうしてもこういう低音高音にフォーカスした音になってしまうのはしょうがないところ。
でもやっぱり魅力は価格。
この価格でこの音、このマイクなら全然コスパ良いと思います。
お子さんだったり学生だったりがお小遣いで買うゲーミングイヤホンとしては価格も併せて合格点を出せる内容だと思います。
ヘッドセットからの移行を考えるお試しの1本としても良いかもしれませんね。
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