今回は前回のRAZER Hammerhead Duoのレビューでも登場し、以前のゲーミングイヤホンランキングでも3位に選んでいた
こちら▼
TurtleBeach「Battlebuds」をレビューしていきたいと思います。
TurtleBeachといえば、アメリカのゲーミングヘッドセット市場でシェア率1位を取るほどの人気を誇るブランド。
そのTurtleBeachから初となるゲーミングイヤホンが「Battlebuds」となります。
対応プラットフォームはモバイルやNintendo Switchへを基本としているようですが、Xbox、PS4での動作もするようです。
そして何と言っても価格の安さが目を引きます。
前回レビューしたRAZERの「Hammerhead Duo – console」が8千円以上したのにくらべ、TurtleBeach「Battlebuds」は現在(2022年5月56日)のAmazonでの価格が3280円と、かなり手頃な価格になっています。
それでは、早速内容物の確認しつつ少し仕様も見ていきたいと思います。
内容物
- イヤホン本体
- 着脱可能なブームマイク
- イヤーピース
- スタビライザー
- 説明書
- ステッカー
- キャリングポーチ
一つずつ詳しく見ていきます
イヤホン本体
スピーカー部分はかなり大きめ。発音部分のドライバーは10mmとなっています。
イヤーピースとスタビライザー外してみると、ドライバーが内蔵されていると思われるハウジングとは別にマイクを取り付ける為のハウジングがあり、2重構造になっているのがわかります▼
ブームマイクを取り付ける仕様上、この構造はしょうがないのかなと思います。
マイク
マイクは着脱可能なブームマイクとインラインコントローラーに内蔵されてるマイクがあります。
ブームマイク
着脱可能。
単一指向性。
余計な音を拾いにくい仕様になってます。
ブームは自在に湾曲させることが可能。
このように口元に近づけるとGAINを上げ過ぎなくて良いので、雑音も小さく可能な限り小さくなると思います。
インラインマイクについては次の項で。
インラインコントローラー(インラインマイク)
少し見た目が大きく感じます。
その代わりと言ってはなんですが、マイクミュートボタンは搭載されていますし、ボリュームスライダーで無段階にスピーカー音量も調節できます。
そして、もう一つ通話への応答などデバイスに応じた動作をする多機能ボタンも搭載されています▼
私のiPadに装着し色々と試してみたところ、長押しで”Siri”の起動などが可能でした。
しかし説明書や公式の製品ページを確認したんですが詳しい動作環境なんかは記載されていなかったので、通話の応答ぐらいと思ってた方がいいかもしれません。
ケーブルは丸型で全長は約1.3m取り回しがイイ長さですね。
接続は4極の3.5mmステレオミニプラグとなっていて形状はストレート。
イヤーピースとスタビライザー
イヤーピース、スタビライザーともに購入時にあらかじめ装着されているMサイズを含んだS、M、Lの、それぞれ3サイズずつ用意されています。
Lサイズのイヤーピースがアメリカンサイズなのか、すごくデカい気がするのは気のせいでしょうか…
説明書
クイックスタートガイドとサポートのURLなどが記載されてるもの、あと恐らくオーストラリア向けの保障に対する注意事項が書いてあるものが付属してます。
全て英語で記載されてます。
クイックスタートガイドはイラストなんかもあるので使うのに困ることはないと思います。
キャリングポーチ
小さめですが、本体は収納できるくらいの大きさ。
ブームマイクを付けたままの収納は無理がありそうです。
内容物は以上です。
装着感
装着感遮音性はあまり高くなく圧迫感もさほど感じません。
窮屈な感じが苦手な方も大丈夫なのではと思います。
若干ブームマイクを取り付けた左耳側のイヤホン部分がマイクの重みで、少しだけ下に引っ張られる印象。ですが落ちそうといったほどではありません。
スタビライザーは存在を忘れるくらい付けている感じがしませんが、確実に装着をサポートしてくれています。
しっかり自分に合ったイヤーピース、スタビライザーを選ぶと落ちるといった心配はなさそうです。
マイク音質
それではマイクの音質を比較した動画でマイクの音質をお聞き頂こうと思います。
比較に使用したのは
ゲーミングイヤホン「ROCCAT SCORE」▼
ゲーミングヘッドセット「Logicool G231」▼
今回はゲーミングイヤホンで個人的にマイクの音質が良いと思う「ROCCAT SCORE」、それからブームマイクとヘッドセットのマイクの違いを感じるためにゲーミングヘッドセット「Logicool G231」そして、今回レビューしている「TurtleBeach Battlebuds」の2種類のマイク、インラインマイクそしてブームマイクで比較してみたいと思います。
比較した動画は▼(動画はマイク音質の比較場面からスタートします)
インラインマイクは低音がモコモコしており鼻が詰まったような少し聞きづらい音と感じます。
ブームマイクはヘッドセットのマイクと比較しても遜色なくクリアな音質。
若干ですが高音が強くシャリシャリとした印象を与えます。
ボイスチャットでの使用には問題なく使用できます。
スピーカー音質
ゲームプレイプレイ
低音は芯がない、ぼんやりとしています。
対照的に中音域、高音域は出すぎなくらい存在感があると感じます。
FPSジャンルで気になる銃声や足音の再現性は価格相応でゲームらしい音を鳴らしてくれます。
定位については少し難ありで、方向というよりも方角くらいの曖昧さ
音楽
音量を上げないとスピーカーを鳴らし切っていない感じ。
小さい音だと、どの音域も引っ込んでしまって不明瞭な音になってしまいます。
逆にガンガンの音量で聞くと高音が少し強めだが解像感はあがった印象になります。
ですがタンバリン系のキャンキャンした音が強めの印象で、言ってしまうと音楽には向かないと言えるかもしれません。
まとめ
少し大きすぎるハウジング、インラインコントローラーと音楽にあまり向かないとも言える音質は外出先などでは使いづらい反面、ゲームらしい音、インラインコントローラーのミュートボタン、ボリュームコントロール、多機能ボタンなど多彩な要素は家専用、ゲーム専用として使い倒せる仕様となっています。
価格の低さも相まって正にゲーミングイヤホン入門機と言えるのではないでしょうか。
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