【レビュー】IKKOポータブルDAC「ITM01」【Type-C】

REVIEW

今回紹介するのは▼

中華のオーディオメーカーIKKOのポータブルDAC「ITM01」

先日記事にした▼

と同時に商品提供していただいた製品。

DACとは

DACとは「Digital to Analog Converter」の略。
信号をデジタルからアナログに変換するものを意味します。
今回の製品を含めオーディオ的に言うDACはPCやスマホ/タブレットなどに接続し、それらのデバイスから送られてくるデジタル信号をアナログ信号に変換し出力機器(スピーカー、イヤホン、ヘッドホン、アンプ等)に送るDACのことになります。

特徴

  • ゲーム/音楽/映画の3モード切替
  • 断線を防ぐマグネット接続
  • PS4、XBOX ONE、NINTENDO SWITCH、電話/タブレット、PC /ラップトップなどに対応
  • プラグ&プレイ

仕様/スペック

デコードレート PCM:32ビット/ 384kHz
DSD:Dop128
SN比 118dB
周波数応答 20Hz〜40kHz
出力インピーダンス <0.8Ω
適応インピーダンス 適応16オーム-600オーム
出力レベル 2V @32Ω(125mW @32Ω)
サイズ 長さ:58mm
幅:22mm
厚み:11mm

開封

外箱は▼

ケースの割れは送られてきた時からこの状態でした。

内容物は▼

  • 本体
  • USB Type-Cケーブル
  • USB Type-Aロングケーブル
  • 取扱説明書

DAC本体

筐体はメタルチック(恐らく何らかの金属)
サイズは長さ:58mm 幅:22mm 厚み:11mm

前面には3つのボタンがあり真ん中がユニバーサルボタンになっていてモードを変更したりメディアの再生/停止が可能。
あとのボタンがボリュームの+/-および曲送り/戻し

サイドにはインジケーターがあり現在のモードが判別できるようになっています。

上下側面にはそれぞれ4極3.5mmステレオミニジャック、デバイス側の専用ケーブル接続ポートがあります。

専用ケーブルポートはマグネットになっていて断線防止のため負荷がかかった時に外れるようになっています。他にもマグネットにすることで他信号の干渉を防止し伝送速度が向上するとのこと。

一応スマホに接続したときのサイズ感は▼な感じ

USB Type-Cケーブル

ケーブル長は約12cm
スマホやタブレットなど持ち運びが想定された長さ

USB Type-Aロングケーブル

ケーブル長は約1.5m
コチラはPCなど据え置きを想定した長さとなっています。

ごわつきが気になります。クセが取れるのに時間がかかりそうです。

取扱説明書

日本語表記はありませんが簡単な英語での表記がされています。

音質

PS5でゲーム、スマホで音楽を聴いてみました。
使用したイヤホンは「final VR3000 for Gaming 」

PS5でゲーム

まず注意点を一つ。

PS5に接続した場合、ゲームモードでしかPS5が認識しませんでした。
恐らくレートの問題だと思いますが注意が必要です。

その上での感想です。
まず感じたのが音質は一段階上がるイメージです。
音の粒が揃うので1つ1つの音がとても拾いやすくなります。

定位感も程よく上がり、距離感の上昇を顕著に感じます。
PS5の3Dオーディオの恩恵もよる受けられるかも。

スマホで音楽

Apple Musicでハイレゾ音源を視聴。

感想としては音場の広がりが第一印象。
音場は広がるのですが音質はよりシャープに感じます。

音の輪郭がよりハッキリするので臨場感も増してきます。

まとめ

今回は前回に引き続きIKKOのポータブルDAC「ITM01」を紹介しました。

この製品Goodです。かなり良いと思います。
音の解像感も音質もグッと引き上げてくれます。
PCなんかの既存のイヤホン端子使って音楽なりゲームなり聴いてる方はその違いを顕著に感じるんではないでしょうか。

個人的にはCS機のゲーム音声をスピーカーなどで鳴らしたいときに利用しても面白いのではないかと思いました。

価格も比較的安価なのでポータブルアンプの入門機としてもオススメです。

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