今回レビューするのは▼
音響機器メーカー「JBL」からゲーマー向けに発売されている「QUANTUMシリーズ」の末弟となるゲーミングイヤホン「QUANTUM50」です。
ゲーミングイヤホンとして発売された「QUANTUM50」はハンドヘルドゲーム機やスマホでゲームをする際に使用することを想定して作られたようです。
一応、過去にレビューした「QUANTUMシリーズ」のゲーミングヘッドセット「QUANTUM400」のレビューは▼
エントリーモデルである「QUANTUM100」は人気も高くAmazonnでは品切れになっていることも多いです▼
今回レビューする「QUANTUM50」も期待大です。
内容物
- 本体
- イヤーピース
- クイックスタートガイドなどの冊子
本体
全長が1.3m
PCでの使用するのは置き場所などによりますが、ハンドヘルドゲーム機やスマホ、PS4のコントローラーに挿して使う分にはちょうど良い長さ。
ハウジングはかなり大きい印象ですが、ドライバーは、8.6mmと同等の他製品と比べても若干小さめ。
ノズルは楕円形▼
スタビライザーやフィンが付属するかわりに、耳にすっぽりとハマるようなアタッチメントが装着されています▲
LRの表記はケーブルの根元に▼
L側の中腹に独立したインラインマイクが搭載されています▼
(他製品ではコントローラーにインラインマイクが内蔵されていることが多い)
LRの分岐点にコントローラーを搭載▼
ボリュームスライダーとマイクのミュートスイッチ、裏側には通話の応答やオーディオプレイヤーのコントロールが可能なマルチファンクションボタンが搭載されています▼
マイクのミュートボタンはイヤホンとなると、なかなか搭載されていることがないのでうれしいところ。
接続は4極の3.5mmステレオミニプラグ▼
45度くらに角度が切ってあります。
イヤーピース
既装着のイヤーピースをMサイズとし、SサイズとLサイズが付属。
シェルの部分は半透明、ノズルの部分はオレンジと本体の配色と合わせてあり統一感があります。
クイックスタートガイド他(冊子類)
クイックスタートガイドの他に、ウェブサイトの紹介カード、保証関係、注意事項の冊子が付属。
紹介カード以外は、どれも多言語表記されており、日本語表記あり。
装着感
インイヤー型を感じさせるソフトな着け心地。
圧迫感や遮音性はそこまで高くない。
前述した▼の部分が耳の形に沿ってパコっとハマる感じなので外れてしまう不安感はあまりないです。
マイクも独立していて口元の近くにあるため声を拾いやすそうです。
マイク音質検証
今回は比較対象として「RAZER Hammerhead DUO-Console」を用意しました▼
レビュー記事は▼
実際の音質は動画でお聞きください▼
音質比較のシーンからスタートします。
独立しているからかイヤホンのマイクとしては上出来。
声のうなりの部分の低音が強め。モコモコとしているわけではない。
フラットに音を拾っている印象はありません。
スピーカー音質
ゲームをプレイした感想は、ゲーミングと名うたれていますがゲーミングに寄った音ではないです。
特に足音が強調されたり、銃声が強調されたりは感じませんでした。
定位もバッチっと来るような感じもなし。
ただ音質に関しては、だいぶフラット。
ほんの少しだけ低音と高音が出てますが微々たるもの。
低音の解像感も程よく聞き心地の良い低音を出してくれています。
まとめ
悪いところ
- 普段使いにはデカさが目立つ
- 音量が小さい
良いところ
- 安価
- マイクミュートなどコントロール機能の充実
- マイクが独立しているので性能が保たれている
以上を踏まえると
足音、銃声、定位などゲームに役立つ音が聞きたい方は他のゲーミングデバイスを専門とするようなメーカーから出ているイヤホンを選んだ方が無難かなと思います。
逆にその辺には、そこまで拘らず聞き心地の良い音でプレイしたい方にはオススメできるゲーミングイヤホンとなっています。
現段階では個人的にコスパ最強です!
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