今回レビューするのは▼
ASUSからゲーミングイヤホン「ROG CETRA 2 CORE」
以前レビューしている▼の前の機種「ROG CETRA CORE」の後継機となります。
変更された点として
- 液状シリコーンゴムを使ったドライバーを搭載
- フレームの一部がアルミニウムに
の2つがあります。
仕様
ROG CETRA 2 CORE | |
ドライバーのサイズ | 9.4mm |
インピーダンス | 32Ω |
再生周波数帯域 | 20Hz – 40KHz |
マイク感度 | -40 ± 3 dB |
マイク周波数帯域 | 50Hz – 10Khz |
重量 | 18g |
接続 | 3.5mm |
ケーブル長 | 1.25 m |
内容物
- 本体
- イヤーピース
- イヤーフィン
- スプリットケーブル
- キャリーケース
- 取扱説明書および保証書
本体
ハウジングは前機種より一回り大きめ。
ドライバーは9.4mmで液状シリコーンゴムが採用されています。
イヤーフィンの形状も変更されており一部ハウジングと接する部分がプラスチックからシリコーンゴムに。装着もハウジング側からはめ込むタイプからノズル方向から覆いかぶせるように装着するタイプに。
イヤーピースをとってみるとイヤーポケットにかぶさる部分に穴が開いていて音質に影響しそうです。
ケーブルの長さは1.25m
R側の中腹には3つボタンのインラインコントローラーを搭載。
インラインコントローラーでは音量調節やメディアプレイヤーのコントロールが可能。
インラインマイクにはマイクが内臓されています。
マイクミュートは取説などに記載は無いが一応ボタンを押した時のみ有効なマイクミュート機能があります。ですが記載がないことと、スイッチノイズが大きく入ることからミュート機能としてではなく仕様としてミュートされるのではないかと思います。
接続は4極3.5mmステレオミニプラグとなっています。
ケーブルは丸型。
質感もサラッとしており良い感触。ヨリやねじれ、型も付きにくい感じ。
イヤーピース
購入時、既に装着されているものをMサイズとし、S、M、Lの3種が付属。
それプラス、フォーム素材(低反発)のイヤーピースが1種付属。
フォーム素材のイヤーピースは、潰して耳に差し込むこみ耳穴の中で形がもとに戻るのを利用して、遮音性や装着感を向上させることができます。
イヤーフック
既に装着されているものをMサイズとし、S、M、Lの3サイズが付属。
スプリットケーブル
マイクとスピーカーを分岐するスプリットケーブル。
ケーブル長は約27cmと長め。
取扱説明書および保証書
どちらも多言語表記。
日本語での記載もあり。
装着感
イヤーフック、イヤーピースともにMサイズで装着。
感想としては、ものすごく良い!
イヤーピースおよびイヤーフックのサイズ選定は必要だと思いますが、サイズがハマれば装着感はかなり上の方。
遮音性がすこぶる高いのですが、閉そく感や圧迫感はなく軽い着け心地。
ハウジングが大きいので装着しているのが目立ちます。
実際の装着感は動画でどうぞ▼
マイク音質
マイク音質を検証します。
今回は比較対象として、同価格帯のfinal VR3000 for Gamingのマイクと比較しようと思います。
実際の録音した音声は▼
感想としてはイヤホンのマイクの中では高い部類の音質だと思います。
低音を無駄に拾わずモコモコしていないので、明瞭感のある聞きやすい音になっています。
ただ少しホワイトノイズがのっているので配信などでの使用は注意が必要です。
ボイスチャットと言った通話に際しては問題なく仕様できるでしょう。
スピーカー音質
まず感じたのが低音の強さ。
かなり出ています。広がりのある重たい低音が特徴的です。
RPGなどのBGMのような荘厳な音楽にはぴったりじゃないかと思います。
ただFPSのようなジャンルになると欲しい音が聞こえづらく逆に低音が邪魔になっているのかなとも感じます。
中、高音域に関しては引っ込んでいる感じもないし。逆に出すぎてギャンギャンする印象もありません。
全体的にみると迫力のある音質という感じ。
定位もきちんと音の出先を示してくれています。
分かりにくいということはないでしょう。
まとめ
まず特筆すべきは装着感の良さ。
カナル型のイヤホンの中でもトップクラス。
音質はマイクの方は十分な性能を持っていますが、スピーカーの方は好みが分かれるところ。
低音は使用用途、好みに大きく左右されるくらい強い印象でした。
後の気になる定位や中、高音域のバランスはGood
個人的には低音大好きな「低音ガチ勢」にはオススメできるゲーミングイヤホンだと思います。
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