私が普段プレイするゲームとは少し毛色が違うのですが発売日も5月に控え、今年最も注目されるであろう話題作のひとつな上に、グラフィックの美しさ、そして何より純粋にそのストーリーとシステムに深く魅かれたので紹介してみようと思います。
それでは早速
DETROIT:BECOME HUMAN
2038年、デトロイト。人工知能やロボット工学が高度に発展を遂げた、アンドロイド産業の都。人間と同等の外見、知性を兼ね備え、様々な労働や作業を人間に代わって担うようになったアンドロイドは、社会にとって不可欠な存在となり、人類はかつてない豊かさを手にいれた。しかし、その一方で、職を奪われた人々による反アンドロイド感情が高まるなど、社会には新たな軋轢と緊張が生まれはじめる。そんな中、奇妙な個体が発見される。「変異体」と名付けられたそのアンドロイドたちは、あたかも自らの意志を持つかのように行動しはじめたのだった。
人類史上最も便利な「道具」として生み出され、ショーウィンドウに「モノ」として陳列されているアンドロイドたち。そこに生まれた「意思」や「感情」らしきものとは何なのか。それらは、はたして命なのか、モノなのか。あなたは、この物語を通じて幾度となくその問いを突きつけられることになるだろう。
公式サイトより引用しています。
これを読んだだけでも、まるで未知のストーリーを紡ぎだすのではと期待してしまうのですが…
プレイヤーは3人の主人公を体験できるようです。
従順だった人工知能が自我に目覚めるまでの過程や、すでに人工知能でありながら人間に対して反乱を起こし革命を先導するものや、逆に目覚めてしまった人工知能「変異体」の犯罪を追う捜査官がえがかれているようです。
時にこのような「人工知能」いわゆる「モノ」が自我を持ち人間に抗う姿を描く映画や物語は多いですが、この『Detroit:Become Human』はそういった類の物語とは一線を画していると私は感じています。
それは映画や小説のような単一的な物語では絶対にない「プレイヤーの選択によって物語が変化する」というシステムを含んでいるからです。
ゲームならではと言った方がいいかもしれません。
3人の主人公が体験する様々なエピソード。その中にある細かな選択肢。どれを、何を選ぶかによって物語が変わっていく。その選択がプレイヤーの手に委ねられる。
このシステムは、とんでもない没入感・疑似体験になるだろうと思います。
ましてや「人工知能」という特異な立場を体験する。
この『Detroit:Become Human』は「物語を紡ぐ」という言葉がぴたりと合うような気がします。
まるで映画のような体験、しかし映画では味わえないような、そんな体験を私に与えてくれるのではと、大いに期待しています。
PS4版『DETROIT:BECOME HUMAN』の発売日は5月25日です。
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