今回はNvidia Broadcastのマイクノイズキャンセリング性能を検証▼
ノイズキャンセリングというとリスニングの環境で機能させるイメージ
ですがこのアプリはマイクの入力にノイズキャンセリングを機能させるというもの。
このアプリ
Nvidiaの特設ページから無料でダウンロード可能
>>NVIDIA BROADCAST アプリ
ただし使うにはGPUにGeforceのRTXシリーズが必要なので注意です。
使用要件
以下のようになっていますが詳しくはサイトをご覧ください。
>>NVIDIA BROADCAST アプリ
他の機能
今回はマイクのノイズキャンセリング機能を検証しますが、この「NVIDIA BROADCAST」他にもいくつか便利な機能があります。
スピーカーにノイズキャンセル
マイクのノイズキャンセルは入力される音声のノイズを除去しますが、こちらは出力される音声のノイズを除去します。
カメラ機能
カメラにもいくつか機能するシステムがあります。
- バーチャル背景
背景を合成しカスタマイズすることが可能。
通常、合成などにはクロマキー合成と言ってグリーンの背景を使い合成しますが、この機能は特別な準備をしなくても背景をぼかしたり、置き換えたり、除去することができます。
- オートフレーミング
これはカメラの自動追従機能。
自身をカメラで撮影する時にフレームが自身を追従してくれます。
動き回っても常にフレーム内センターに撮るようズーム、パンしてくれます。
- ビデオノイズ除去
明るさが足りない状況などで目立つ映像のノイズを除去。
と言っても、これらの機能はまだまだ現実的に使える!とは言えないかもしれません。
ですがマイクのノイズキャンセリングは”べつもん”です。
マイクのノイズキャンセリング性能確認
それでは実際の動画と共にノイキャン性能を体感ください▼
感想
ノイキャンはかなりすごいです。まったくと言って良いほどドライヤーの爆音が気にならなくなります。
ただ強度を強めると声がケロケロした音になるのが気になるところ。
あとこれの前のバージョンにRTX VOICEってあったんだけどその時のはたまに爆音になる不具合があった。
まだ使用期間が短いので、不具合感じたりしたら、また追記したいと思います。
設定時の注意点
ちなみの話なんですが各ソフトウェア(DiscordやOBS等)で使用する際は導入するだけでは機能しません。
ソフトウェア側で設定をしないと有効にならないので注意が必要です。
簡単に説明するとソフトウェアの入力が通常オーディオインターフェイスやPCのマイク入力になっているところを、Nvidia Broadcastを導入するとNvidia Broadcastが追加されていると思うので、これに変更するだけです。
通常の音声入力とソフトウェアの間に挟むようなイメージです。
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