今回レビューするのは▼
韓国新鋭ブランドAZLAからAZELという、おそらくエントリーモデルのラインからedition Gとして発売されたゲーミングイヤホン「AZLA AZEL edition G」です。
このイヤホン、モバイルゲームや音楽ストリーミングでの使用を想定し開発されたイヤホン。
ベースは先ほども触れたエントリーモデル「AZEL」
それに韓国の人気プロゲーマー監修のもとチューニングなど再開発されたゲーミングイヤホンになります。
私個人としてはAZLAのイヤホンは初体験。
驚いたのが内容物の多さ。
あらゆるデバイスに対応できる変換ケーブルや多サイズなイヤーピースなど既存のゲーミングイヤホンとは一線を画す内容となっています。
その辺も詳しく見ていきつつレビューします。
特徴
- プロゲーマー監修による再設計
- FPSゲームに効果を発揮
- 8mmダイナミックドライバー
- サウンドとマイクを完全分離「Weavingシールド」
- 独自のハイグレードイヤーピース「SednaEarfit SE1000」を6サイズ付属
内容物
- 本体
- イヤーピース
- 3.5mmプラグ USB Type-C変換ケーブル
- USB A変換アダプター
- ユニット保護ポーチ
- キャリングポーチ
- ケーブルクリップ
- 取扱説明書
本体
先ほどから言ってますがプロゲーマー監修のもとFPSゲームでの敵の位置の把握しやすさ(銃声・足音)に特化したチューニングがなされているとのこと。
筐体は金属製。
今回はゴールドをチョイスしましたが、カラーバリエーションにBlue、Red、Black、そして今回のゴールドの4色が展開されています。
ケーブルの長さは1.75m
モバイルだけの仕様でなくデスクトップなどでの使用可能な長さ。
コントローラーが搭載。
マイクも内蔵されています。
マイクミュートは基本なしと思ってもらって大丈夫。
一応ボタンを押した時だけミュート気味になるのですがミュート気味なだけでうっすら声が漏れ聞こえます。このミュートは使えないと思っていた方が良いです。
ボリューム調整は聞く音もマイクの音も基本できません。
調整はデバイス側でと言うことになります。
他にできることとしてメディアプレイヤーの操作、通話の応答/終了が可能です。
商品説明によるとサウンドとマイクを完全分離する「Weavingシールド」なるものが採用されているとのこと。
通常お互いが干渉しやすいがために起きていたマイクの音声にサウンドがのって通話相手に聞こえてしまうなどの不具合を解消するために、完全分離が可能なシールドを採用しているとのこと。
簡単に言うとマイクとサウンドそれぞれのケーブルを、よりお互いが干渉しないように完全遮断する素材で保護したってこと。
確かにイヤホンでの通話は稀にそういう症状の不具合を耳にすることもあるのでうれしいこだわり。
接続は4極の3.5mmステレオミニプラグ
となっていますが、変換ケーブルや変換アダプタが豊富に付属しています。
3.5mmプラグ USB Type-C変換ケーブル(Type-C to 3.5mmジャック)
個人的に期待しているのはコレ。
DACが内蔵されていて、おまけにハイレゾまで対応しているらしい。
公式では高品質サウンドカードのような役割を果たすとまで言及されてます。
このDAC内蔵変換ケーブルを使うことでType-Cを持つモバイルなどのデバイスでも使用可能に。
USB A変換アダプター
先ほどの「3.5mmプラグ USB Type-C変換ケーブル」にこのアダプターをかませることによりUSB Aを持つデバイスでもさらに使用可能になります。
イヤーピース
独自のハイグレードイヤーピース「SednaEarfit SE1000」が、なんと6サイズも付属。
サイズ的には人を選ばないかも。
ユニット保護ポーチ
ユニットの傷などを防止するポーチ。
LRの筐体にかぶせるように使用して持ち運びする時にユニット同士がぶつかって傷がついたりするのを防ぎます。
素材はファブリック。
キャリングポーチ
大きさは名刺より一回り大きめサイズ。
素材はベルベットっぽい素材と折り返しで合皮っぽい感じ。
中ポケットも仕切りのような感じ。
接続
一応、PC/PS4/Switch/モバイルでの接続を確認したところ使用不可なものはナシ。
モバイルとPS4、SwitchではUSBと3.5mmステレオミニプラグ両方の使用が可能。
ですがモバイルは機種によって使用不可なものがあるかもしれないので参考までに。
マイク音質
今回は使えるデバイスが多様と言うことで、それぞれのデバイスでどのように聞こえるかテストしてみます。
使用してみるデバイスはPC・モバイル・PS4・Switch
それぞれアナログの3.5mm接続とUSB接続で試していきます。
実際の音質は動画でどうぞ▼
感想としてはDAC内蔵変換使用時は特に問題なく使用できる音質。
低音こそ、拾い切れてませんが高音もキンキン、シャリシャリすることもなくボイスチャットなどでは使いやすい音ではあります。
しかし、若干音量が心許ない大きさなのである程度の調整は必要。
3.5mmプラグでの接続はサウンドボードのクオリティが影響するのでPCでは要調整。
モバイルやPS4では、それなりに安定して使えるマイク音質でした。
スピーカー音質
フラットではないが低音も高音も出ているという表現よりも効かしてる感じ。
解像感と定位感が半端なく音の動きも良くわかる。
ただ高低差の表現はイマイチ。
リスニングではさらに解像感を感じることができる。
臨場感がマシマシで定位も相まってライブ感が半端ない!
全体的に、いかにもリスニング用をベースにゲーミングを目指したって感じ
足音や銃声の捉え、定位は申し分ないのでゲームにもかなり使えるのではないでしょうか。
まとめ
音は申し分なしのクオリティ!
フラット気味に近いのですが高音、低音ともに結構効いています。
一言で言うとシャレオツな音。
合わせて低音、高音の効きがゲーミングでの銃声や足音にも良い影響を与えていて捉えやすくなっています。定位もバチっと当ててくる感じ。
マイクは音量さえ調整できれば問題ない音質。
ボイチャしながらFPSゲームをするというのにはぴったりのゲーミングイヤホンではないでしょうか。
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