昨今、こんなご時世もあり「格安マイク」特にUSB接続のコンデンサーマイクの需要が非常に高いように思います。
ゲーム実況や歌ってみたなどの配信だけでなくオンライン会議などの普及により、どんなものなのか知りたいと思う方も多くなっているのではないでしょうか。
そこで今回は格安で入手しやすいマイク、至る所のレビューで扱われているマイクの中で私が所持している3本のマイクを音質比較してみようと思います。
ではまずは比較対象のマイク3本を紹介します。
それぞれのマイクの特徴
いくつかのマイクも当サイトでレビューしているので併せてご覧ください。
マランツ M4U
今回比較検証するマイクの中で現時点の価格では最安値のマイク
お値段¥2.503
Amazon限定ブランド
コンバーターでアナログからデジタルに変換して接続するタイプ。
スイッチ付なのもGood
卓上スタンドも付属しています。
コンバーターのオーディオアウトからは遅延の無いマイク音声のモニタリングが可能。
レビューは▼
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロフォン ECM-PCV80U
SONYのマイク。そのレビューの多さは圧倒的数を誇ります。
お値段¥3,509
マランツM4Uと似ている製品。
スイッチ、卓上スタンドも付属
大きさとしてはM4Uの方がデカい。
これもM4Uと同じA/Dコンバーターを使用して接続する仕様。
コンバーターからのマイク出力音が遅延なしなのも一緒
コンバーターも似たような感じ
FIFINE K669B
本体から繋がったケーブルを直接USBに接続するタイプ。
スイッチではなくボリュームノブがついています。
専用卓上スタンドも付属
レビューは▼
音質比較
今回はAuditionで録音していったものを、それぞれ一本ずつ聞いていただきます。
他にも無音状態で録音したものや、キーボードを使用した時のかぶりも再現しつつお聞きいただきたいと思います。
実際の音声は動画でどうぞ▼
ゲーム機(PS4)でも録音しています。
個人的順位を発表
良いとこ悪いとこを交えつつ発表。
1位 FIFINE K669B
音質はぴか一。
配信でも問題なく使えるレベルではないでしょうか。
ホワイトノイズも若干乗っているように思いますが、ほとんど気にならない程度。
環境音を良く拾ってしまうのが少し残念ではあります。
2位 マランツ M4U
感度が低いのが少し気になるところ。
音質は若干もこもこ気味と感じますがホワイトノイズは少ない部類
3位 SONY ECM-PCV 80U
ホワイトノイズが非常に多い。
音質は声が変に強調される感じがします。
高めの中音域が強調されていて鼻にかかったような音になっています。
まとめ
やはりオススメできるのはK669B
価格以上の音質の良さは何物にも代えがたい
ですが初めてボイチャをヘッドセットマイクからマイク単体のものに変えたい。
配信に使うマイクを探しているが予算が…という方はマランツM4Uでも何ら問題ないと思います。
SONY ECM-PCV 80Uに関しては発売もだいぶ前で2011年ということで当時はそれなりのクオリティだったので価格も相まってネットの評判も高くなったのかもしれません。
作りもやはり当時のそれなりなのかなと感じます。
現在、配信で使用するマイクの選択肢には入らないと思います。
上の2つは配信、ボイチャなどにも使えるマイクで安価なので単体のマイクを試しに使ってみたいという方にはオススメです。
コメント