今回は30本以上のゲーミングイヤホンを試してきた私が個人的に思う最もコストパフォーマンスいわゆるコスパが良いと思うゲーミングイヤホンを3本紹介します。
比較的価格も安く抑えられつつも機能性、音、など高品質なものに焦点を当てています。
まずは
JBL QUANTUM 50
スピーカー音質、マイク音質共に上々で同価格帯のものと比べても上の方に来ます。
通常ゲーミングイヤホンというと低音がブーストしてあることが多いのですが、ブーストは控えめで浅めの低音。高音も主張はしますが、他の音を邪魔しない程度。
程よくゲーム向けに調整された音という印象。
特筆すべきはマイク。
多くのゲーミングイヤホンのマイクはコントローラーに内蔵されていたり、ブームマイクを装着できたりするのですが、QUANTUM50のマイクはコントローラーにも内蔵されずLR分岐後のL側ケーブルの途中に独立して搭載されておりマイクの機能により集中しています。
コントローラーに内蔵されていないため、コントローラーを操作する際にどうしても出てしまうタッチノイズをマイクの向こうにいる相手に聞かせることがありません。
口元近くにマイクがあるというのもマイクが音を拾うといった観点からみても良い。
装着タイプは見た目はカナル型っぽく見えるのですが、装着感はインナーイヤー型より。
特殊形状を採用したツイストロック機能により耳に差し込んだ状態で本体を少しひねることでグッと密着感が増し外れる不安を解消してくれるのも良いところ。
以上の機能を踏まえて3,000円を切る価格はコスパが良いとしか言えないです。
詳細レビューは▼
SENNHEISER CX100
有名音響機器メーカー「SENNHEISER(ゼンハイザー)」からエントリーモデルのイヤホンです。
こちらはメーカーがゲーミングと冠してゲーム向けに作られたものではありません。
ですがゲーム向けにも十分な音質を備えた上で、価格も抑えられていることから選出。
有名どころで言うとApex Legendsで有名なプロゲーマー「ImperialHal(インペリアルハル)選手」が使用しているイヤホンでもあります。
音質については良いと絶賛はできないのですが悪くもなく価格相応といったところ。
低音中音はしっかり出ていて、高音はまろやかといった印象。
しかし音の定位感や細部までの聞こえは、さすがゼンハイザーといったところで近くの物音なら方向がかなり認識しやすく、離れた場所でする物音も、ある程度捉えることができるほど細かい表現に長けているように思います。
ただ、CX100にはマイクやオーディオコントローラーが搭載されていません。
なのでボイチャ等される場合は別途マイクを用意する必要があります。
マイクは当サイトでもレビューしています▼
>>「marantz M4U」コンデンサーマイク比較検証!PS4での使用、スイッチノイズも検証!【FIFINE K669B】
一応マイク付きのものも選べるのですが、型番は違いますし所持しておらず未実証なので音の変化などあるかもしれません。一応リンク置いときます。
Apple EarPods with 3.5mm Headphone Plug
Apple純正のイヤホンです。
こちらも当たり前ですがゲーム向けに作られた製品ではありません。
ですが意外なことのプロゲーマーの使用率が意外と高く配信や大会などでも良く目にするイヤホンでもあります。
装着タイプはインナーイヤータイプ。
なので遮音性や密閉度は低い部類に入ります。周囲の音も耳に入ります。
その代わり長時間装着していても疲れにくくゲームには向いてるとも言えます。
音質は低音寄りで装着タイプと相まって使う人を選ぶかもしれません。
定位感などは過度の期待は禁物ですがプロも使用していることから悪いというわけではありません。
コントローラーやマイクも一応搭載されていますが、通話というものを想定して設計されているでしょうから、ボイチャなどには十分といった感じです。
やはり、これを選ぶ理由としては装着感によるところが大きいです。
まとめ
以上4本いかがだったでしょうか。
どれも、それぞれに特徴を持ち向き不向きがあるでしょうが、どれもお求めやすい価格になていますし、音質、機能面をとっても価格以上のものはあるのではないかと思います。
中には詳細レビューを出している製品もあるので見ていただき購入の参考になればと思います。
コメント