今回レビューするのは▼
以前より紹介しているJBLのゲーム向け「QUANTUMシリーズ」の中からヘッドセット「QUANTUM100」になります。
過去記事の「QUANTUM50」と「QUANTUM400」は▼
信頼の音響機器メーカーJBLということで上記の2つも大変満足いく音質をしていました。
今回の「QUANTUM100」はそれらのエントリーモデルとなります。
特徴
- 着脱式マイクを採用
- 軽量デザイン
主なスペック
スペック | |
周波数特性 | 20 Hz ~ 20 kHz |
感度 | 96dBSPL @ 1kHz / 1mW |
マイク周波数特性 | 100 Hz ~ 10 kHz |
マイク感度 | -42 dBV @1kHz / Pa |
マイクタイプ | 着脱式ブーム |
マイクピックアップパターン | 全指向性 |
ドライバーサイズ | 40mm |
ケーブルの長さ | 1.2m |
重量 | 約220g |
接続 | 3.5mm オーディオ(有線) |
内容物
- 本体
- 着脱式マイク
- クイックスタートガイド
- 保証関連冊子
本体
全体的にプラスチックという質感は否めない。
エントリーモデルということで安価なためしょうがないところはあります。
重量も220gと手に持った瞬間に軽いとわかるほどの重量感。
そのため若干、小ぶりな感じがします。
イヤーパッドはスポンジ感が強く、着け心地が良いとは言えなさそう▲
ハウジングは上位モデルだとロゴが光ったりしますが、そういう機能はナシ▼
刻印されているだけ。
ジョイントの稼働部は安物だと頻繁に壊れたりしますが、無理な力も掛かってなさそうなので耐久性は一応ありそう。90度稼働します▼
伸縮機能はあり、目盛りがふってあります。
頭頂部には気持ち程度の緩衝材が▼
左耳側のハウジングにはボリュームのコントローラー(ホイール)とマイクのミュートボタンを搭載▼
同じく左耳側に着脱式マイクを装着する端子があります▼
ケーブルは長さ1.2m
接続は4極の3.5mmステレオミニプラグになっています▼
着脱式マイク
マイクはかなりフレキシブルになっていて自由自在▼
マイクに息がかかるのを防ぐ風防が購入時には装着されていますが取り外し可能▼
指向性は全指向性。
左耳側の接続部に形に沿わせて取り付ける感じ▼
装着感
すごく軽い。
側圧も強くなく、イヤーパッドが耳に触れないので長時間、使用しても痛くなることは少なそう。
マイクもフレキシブルなので顔に沿って口元に限りなく近づけることができます。
頭頂部も程よい当たり具合で痛みや不快に感じることはないです。
軽さが印象的です。
長時間の使用しても疲労が少なそう。
スピーカー音質
ゲームと音楽で聞き比べてみたところ、それほど印象が変わらなかったので総合的に評価すると、フラットな感じはありますが、そこから2、3か所音域が抜けているように思います。
音に精密さがなく再現性が少し見劣りした印象です。
低音も重低音と言われる音域の再現性には乏しく迫力はイマイチ。
全体的に物足りなさはあるが音のつかみやすさはあるといった感じです。
定位は音の動きは捉えやすいものの、音が示す場所は曖昧。
マイク音質
実際に動画で聞いていただきます。
感想は後述してあります。
動画では上位機種である「QUANTUM100」
そして着脱式マイクのゲーミングイヤホン「MSI Immerse GH10」
を比較対象にしています。動画▼
(マイク音質比較の部分からスタートします)
低音もしっかり出てるので良マイク。
ですが通話、ボイスチャットを主な利用と考えて、ヘッドセットなどで聞いた場合は若干モコモコした感じに聞こえるかもしれません。
ノイズはイヤホンなどに比べると少なめ。
感想
音質はマイク、スピーカーともに価格相応といったところ。
しかし、着け心地は軽さも相まって、この価格帯だと抜群です。
総合的には、ボイスチャットには十分なマイクと軽さ、着け心地、そして安さを兼ね備えているのでヘッドセット入門機にはバッチリ!
コスパ神級だと思います
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