Razerのゲーミングマウス「DeathAdder V2」の小型・軽量化モデル「Death Adder V2 Mini」が先日発売されました。
DeathAdderシリーズは非常に人気で、知名度もトップクラスのゲーミングマウスですが、その小型・軽量版ということもあり注目されている方も多いのではと思います。
早速、入手したのでレビューしてみたいと思います。
仕様と特徴
冒頭で小型・軽量と言いましたが、もう少し詳しく「DeathAdder V2 Mini」の特徴とスペックを見ていきたいと思います。
仕様
サイズ | たて:114.2mm 幅:65.4mm グリップ幅:56mm 高さ:38.5mm |
重量 | 62g |
DPI | 最大 8500 |
センサー | 8500DPI 高精度オプティカルセンサー |
IPS | 300 |
ボタン数 | 6 |
ケーブル長 | 約1.8m |
重量 | 62g |
特徴
最大の特徴といえば、その価格。
私が購入した際の価格はAmazonで¥6,480と、かなりお手頃な価格となっています。
そして非常にコンパクト。
かぶせ、つまみ持ちに最適で、比較的に手の小さい日本人向けのサイズ感となっています。
重量も62gと最近、流行りのハニカムデザインの軽量マウスと同等もしくは、それ以上の軽さ、スピードとコントロール性を持ち合わせています。
外観
外箱はこんな感じ▼
内容物は本体、取扱説明書、滑り止めポリウレタングリップテープ、ステッカーとなっています▼
本体は右手専用のエルゴノミクス形状。
付属の滑り止めのテープを付けた状態が▼
テープは汗を吸収するということで、手汗が気になる方には持ってこい。
ですが、別売りはされていないので使い慣れてしまった後に劣化した場合が気になるところでもあります▼
スイッチは全部で6つ
サイドボタンは左側のみ▼
ホイール横にも1つ
ホイールは程よいノッチ感があり、ハッキリとした回した感があります。少しゴロゴロする印象も。
底面を見てみるとソールが前側の左右、後部、センサーの周囲にと計4つあります▼
厚さは8mm、素材がPTFEとなっています。
接続形式は有線ですが、ケーブルには非常にしなやかで柔らかい「Speedflexケーブル」が採用されており、滑らかで引きずり感のない操作が可能です▼
ソフトウェア
「DeathAdder V2 Mini」はRAZERのデバイス専用ソフト「Synapse3」で様々な設定を構成することが可能です。
「Synapse3」を起動するとデバイス(今回はDeathAdder V2 Mini)が正常に接続されていれば”デバイス”の欄に表示されます。
設定したいデバイスを選択(今回はDeathadder v2 Mini)すると
ボタン割当のプロファイルを作成したり▼
DPI値やポーリングレートの変更▼
ライティングの制御が可能▼
他にもマウスパッドの表面に標準化するための較正を登録することもできます。
しかしオンボードメモリは1つしか搭載されていないので注意が必要です。
センサー性能
マウステスターというセンサーの正確性を計測するアプリを使って検証してみます。
波形はマウスを左右に振った時にマウスの挙動とセンサーの挙動を表したものです▼
この波形の見方ですが波形に沿う「点」が等間隔、そして波形により、沿っていれば、より精密に動作しているということになります。
所々、乱れはあるもののマウスの動きの折り返し地点で、大きく飛ぶこともなくある程度の挙動を示しているように思います。
ゲーミングマウスとして問題なく使える精度と言って良いと思います。
使用感
Destiny2で使用してみました。
PTFEの滑りは思った以上に良く、ケーブルのしなやかさと相まって操作に違和感を覚えることはなかったです。
握り心地も、私自身が普段からつかみ持ちなため、手になじむ感覚。
初めは小さすぎるかなと思いましたが、程よく手のひらにボディが触れてくれるため、不安定さも感じずプレイできました。
強いて言えばサイドボタンの位置がもう少し下だと良いかな。
ボディの小ささにしては指を動かす距離が若干遠いと感じます。
まとめ
今回はRAZERのゲーミングマウス「Deathadder v2 Mini」をレビューしましたが、やはり何といっても価格の安さ。
冒頭に言った価格で、この性能のマウスが手に入れば十分かなと…
惜しむらくは、手の大きい方や”かぶせ持ち”の方にはサイズ感が物足りないほど小さくなっています。
小さめのマウスが好みの方や、つかみ、つまみ持ちをスタイルとしている方には試してみる価値のあるマウスだと思います。
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