冒頭
ゲーミングイヤホンに乗り換えてみようかなぁ
でもイマイチよくわかんない…
おすすめのゲーミングイヤホン教えて!
従来のヘッドセットからゲーミングイヤホンに乗り換えるにあたって色々と、まとめて知りたい方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方にゲーミングイヤホンを30本近く所有、レビューした私が「おすすめランキング」と共に情報をまとめてお届けしたいと思います。
当サイトでは全製品を検証、レビューしています。
ランキングにはレビュー記事のリンクもあるので併せてご覧ください。
この記事を読んで是非購入の参考にしてみてください。
ゲーミングイヤホンとは?
ゲーミングイヤホンと一口で言っても、従来のイヤホンと違う点がいくつかあります。
大きく違う点は▼
それぞれ解説します。
マイク搭載
テレワークやオンライン会議の普及により、通常のイヤホンにも搭載されていることが多くなっていますが、ゲームの世界もオンラインゲームが主流となりゲームをしながらコミュニケーションをとるのが当たり前になっています。
その最たるものがボイスチャットです。
ゲームをしながらボイスチャットをするという前提でゲーミングイヤホンには必ずと言って良いほど「マイク」が搭載されています。
マイクの種類
マイクにも2種類あり、それぞれ特徴があります。
インラインマイク
有線イヤホンが前提になりますがゲーミングイヤホンのケーブルの途中にマイクが搭載されているものを「インラインマイク」と称します。
コントローラーに内蔵されることが多いです。
見た目がスッキリするメリットはありますが、代わりにマイクが口元から離れてしまったり、コントローラーに内蔵されているとコントローラーを操作する音がマイクに入ってしまったりするデメリットもあります。
ブームマイク
イヤホンの筐体からマイクアームが伸びていて先端にマイクが搭載してあるタイプです。
着脱式になってるものが多く、TPOによってインラインマイクと切替られるものも。
アームに搭載されるため、それなりの存在感があり邪魔と感じるといったデメリットもあります。
ですがマイクを口元に近づけられるメリットは大きく、よりしっかりと集音してくれます。
ゲーム向けの音質
ゲーミングイヤホンはゲームの迫力を演出するために音質が調整してあります。
「Apex Legennds」に代表されるFPSジャンルに人気が集まっていることから、足音や銃声を聞きやすくした音質に調整してあります。
鳴った音がどの方向で鳴ったのか素早く把握できるように定位に力を入れているゲーミングイヤホンも。
見た目
ゲーミングというと派手にピカピカ光るイメージですが、ゲーミングイヤホンでは光るというよりも筐体が極端に大きいなど特徴的な形をしていたり、外れにくい構造になっていたり、ケーブルが目立つ配色になっているゲーミングイヤホンが多いです。
ゲーミングイヤホンの選び方
次はゲーミングイヤホンを選ぶ際にチェックすべきポイントをいくつか解説します。
接続方式
ゲーミングイヤホンの接続方式は多岐に渡ります。
まず大きく有線、無線に分かれます。
とにかく遅延を無くしたいなら有線接続
有線接続は遅延が起きません。
通信に電波を使用しないので干渉を受けづらいので遅延が起きにくくなっています。
FPSといったジャンルでは遅延は命取りになるかもしれません。
遅延が絶対NOという方は有線接続を選びましょう。
しかし有線接続には、どうしてもゲーム機とつながっているという不自由さがあります。
ケーブルの長さや、延長コードが付属しているゲーミングイヤホンなどもあるのでチェックしてみてください。
有線接続にもタイプがあり3.5mmステレオミニジャックやUSBタイプの接続があります。
3.5mmステレオミニジャックはアナログ音声信号なためノイズが乗りやすい傾向に。
USBタイプはデジタル音声信号なのでノイズが乗りにくい傾向にあります。
形状
形状は大きく分けて2つ。
カナルタイプとインナーイヤータイプに分かれます。
カナルタイプ
多くのゲーミングイヤホンに採用されています。
耳栓のように耳穴を密閉するように装着します。
遮音性に優れているので、ゲームへの没入感や集中力は上がります。
鳴っている音も捉えやすくなっています。
しかし長時間使用したり、合わないイヤーピースのまま使用していると疲れたり痛みを感じることも。
ほとんどのゲーミングイヤホンにはスペアのイヤーピースが付属しています。
その中からイヤーピースを選ぶことも出来ますが、可能なら購入の際に試着することをオススメします。
イヤーピースのみの販売なんかもされています▼
インナーイヤータイプ
耳穴の手前の”くぼんだ”部分(耳ポケット)にハメるように装着するタイプ。
カナルタイプのようにガッチリと耳穴に挿し込まないので開放型とも呼ばれます。
なのでカナルタイプと比べ音漏れが大きく、遮音性は低くなっています。
脱落してしまう心配もあります。
しかし装着感は軽く、長時間の使用でも不快に感じることは比較的少ないでしょう。
マイクミュート
従来のイヤホンですと、鳴っている(聞いている)音を消すミュートという機能が搭載されていることはあるのですが、ゲーミングイヤホンにはマイクに入る音を遮断する「マイクミュート」という機能が搭載されていることがあります。
マイクミュートの方式にもスイッチ式だけでなく、ボタンを押している間だけマイクミュートされるタイプもあります。
パッケージにはマイクミュートの記載がなくても、実際はマイクミュートが可能だったりする場合もあるので注意が必要です。
よくある質問に回答
ゲーミングイヤホン選びでよくある質問に回答します。
よくある質問は▼
①ドライバーってどのサイズが良いの?
②インピーダンスって何?
③シュア掛けって何?
④音楽とゲームに兼用できる?
これらの質問にサクッと回答します。
①ドライバーってどのサイズが良いの?
音の良さはドライバーのサイズだけで判断できません。
ドライバーの素材などにも左右されますし、ハウジングと呼ばれる音を響かせる部分なども大きく影響します。
例えばデュアルドライバーと言って片方の筐体の中にドライバーが2つ搭載されているものもあります。それだけでもサイズは一緒でも音は違ってきます。
ドライバーのサイズで音の良さを判断することは難しいでしょう
しいて目安を設けるなら10mm前後が無難といったところ。
インピーダンスって何?
インピーダンスとは簡単に言うとケーブルを流れる電流の流れやすさ。
Ωという単位で表します。
一般的に値が高くなるほど音量が小さくなり、ノイズの影響を受けにくくなります。
インピーダンスの目安は16Ω~32Ω程度
高級品になるとインピーダンスの値も倍増し、ゲーム機やスマホ単体では音量が足りず鳴らし切らないことも。
③シュア掛けって何?
シュア掛けとは▼
のように耳の後ろにケーブルを通す装着方法のこと。
有名音響機器メーカーの「SHURE(シュア)」が採用したことから「シュア掛け」と呼ばれます。
ズレにくく、外れにくい。
④音楽とゲームに兼用できる?
ゲーミングイヤホンの特徴でも書きましたが、ゲーミングイヤホンはゲームに向けた音質に調整されているので音楽を聴くのとは、また違った音質になっています。
ですが中にはフラットな音質で音楽、ゲームでの使用を両立しているゲーミングイヤホンもあります。
ヘッドセットとの違い
この記事を読んでいただけてる方にはヘッドセットからの乗り換えを考えてる人もいらっしゃると思います。
ここではゲーミングイヤホンとヘッドセットの違いに触れます。
簡単にいうとヘッドセットは音の定位に強く、ゲーミングイヤホンは音の捉えに強いです。
理由はヘッドセットは発音部分を耳に被せることで空間的に音を再現できます。
対してゲーミングイヤホンは耳に挿し込むことで音が直線的に鼓膜に届きます。
例えばヘッドセットはあっちに敵がいるなっていうのが把握しやすく、イヤホンは敵が隠れてリロードしてる音が鳴ったと気づきやすいということ。
これがゲーミングイヤホンとヘッドセットの違いです。
他にも装着感の違いなどあるので詳しくは▼
ゲーミングイヤホンの弱点
ゲーミングイヤホンはヘッドセットなどに比べると圧倒的にマイクが弱い傾向にあります。
全体的にマイクが良い音質と呼べるものではありません。
指向性も無指向性を採用していることが多く環境音を拾ってしまうリスクもあります。
なので今回のランキングはマイクを加味せずに順位をつけました。
マイクの良し悪しを加味してしまうとどうしても順位に一貫性が出ない為です。
その上で
- ゲーミングイヤホンランキング
- ゲーミングに使えるイヤホンランキング
を発表したいと思います。
ゲーミングイヤホンランキング
ゲーミングイヤホンをランキング。
Plextone G25
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
- ノズル交換で音質変更可能
TURTLE BEACH BATTLEBUDS
- カナルタイプ
- ブームマイク
- マイクミュートあり
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
HyperX Cloud Earbuds
- インナーイヤータイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
Logicoll G333
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
- USB-C接続へ変換付属
Razer Hammerhead Pro V2
- カナルタイプ
- インラインマイク搭載
- マイクミュートなし
- PC接続用スプリットケーブル付属
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
Razer Hammerhead Duo Console
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートあり
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
ASUS ROG Cetra II Core
Creative Aurvana Trio LS
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
JBL QUANTUM 50
- カナルタイプ
- インラインマイク(非コントローラー内蔵)
- マイクミュートあり
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
SteelSeries TUSQ
- カナルタイプ
- ブームマイク
- マイクミュートあり
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
AZLA AZEL Edition G
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
- USB Type-C変換ケーブル&USB A変換アダプター付属
final VR3000 for Gaming
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
ゲーミングに使えるイヤホンランキング
ゲーミングイヤホンとして売り出されてはいませんがゲームに圧倒的に使えるイヤホンをランキング。
Apple EarPods with 3.5 mm Headphone Plug
- カナルタイプ
- インラインマイク
- マイクミュートなし
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
SENNHEISER CX100
- カナルタイプ
- マイク非搭載
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
final E500
- カナルタイプ
- マイク非搭載
- 3.5mmステレオミニプラグ接続
マイクを使ってみるのも有
今回のランキングは前述したとおりマイクの性能を度外視してランキングしてみました。
ゲーミングイヤホンの聞く音の性能も重視したいけど、ボイスチャットもするから、それなりのクオリティが欲しいという方にはマイクと言うものを単体で使うということも有かもしれません。
例えば▼のようなマイクです。
当サイトでもレビューしていますが、価格以上の音質と言えるマイクです。
この様なマイクを同時に使用することで聞く音、相手に伝わる音、どちらもクオリティを保つことができます。
まとめ
今回はゲーミングイヤホンと言うものをランキングしつつ解説しました。
最近はゲーミングイヤホンの新製品を見ることも少なくなってきましたが、プロゲーマーにも使用者が多いことから今後は広く展開されていくことになると思います。
ぜひ記事を参考にゲーミングイヤホンを選んでみてください。
コメント
final E500のレビュー記事が違うイヤホンのレビューになってます
ありがとうございます!
修正します。